生成AI

最終更新日:2024/03/04
NTTデータは、多様な社内データを生成AIとセキュアに連携させて回答文を作成する生成AIサービスの提供を開始しました。Azure OpenAI Serviceを活用し、生成AIのシステムを早期に業務適用できます。
このAIニュースのポイント
株式会社NTTデータは、社内規定や業務関連資料、外部の公開データなど多様なデータを生成AIとセキュアに連携させて回答文を作成する「LITRON Generative Assistant」を開発し、6月29日より提供開始しました。Azure OpenAI Serviceを活用しています。
「LITRON Generative Assistant」は生成された回答文に回答根拠となった参照先データを明示。これにより、AIのハルシネーション(幻覚、もっともらしいうそ)による回答の信頼性低下を抑止します。
また、生成AIを利用するためのユーザー認証機能やログ取得などのセキュリティー機能を一括で提供。機密性の高いデータへのアクセスを制御し、業務設計から、活用するデータの整備、さらに必要なセキュリティー対策まで一括でNTTデータがサポートします。
LITRON Generative Assistantを活用することで「社内規則や関連法律等に沿った文書の作成」や「コールセンターの過去応答データに基づいた適切な回答文の作成や業務知見の抽出」「ブレインストーミングによる新ビジネス創出」「過去の類似事例をもとにした現場の業務プロセス改善・作業員の負担軽減」「マーケティングの高度化」などが期待されます。
NTTデータではサービス提供に先駆け、社内システムとして活用。今後の生成AIの進化にあわせて、生成AIモデルの変更も可能です。
出典:NTTデータ
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