生成AI

最終更新日:2025/06/27
NTT Comはエクサウィザーズと提携し、業務特化型AIエージェント20種を活用した業界別ソリューションを6月19日から提供開始すると発表しました。
このニュースのポイント
NTTコミュニケーションズ株式会社は、株式会社エクサウィザーズとの資本業務提携を通じた取り組みの一つとして、20種類の業務特化型AIエージェントを活用した業界別ソリューションを2025年6月19日より提供開始しました。
昨今、生成AI技術は急速に進化し、さまざまな分野での応用が進んでる中で、企業においては「生成AIを業務に組み込む」フェーズへ移行してきています。一方で、共通的な生成AIツールを導入しただけでは各業務への適用が難しく、導入はしたものの業務プロセスの中に組み込めず積極的に活用できていないという課題が浮き彫りになっています
また、業務に合わせた生成AIを導入しようとすると、業務ごとにゼロベースの設計・開発が必要となり、高コストと長期間が必要という課題がありました。
今回提供されるソリューションでは、ベースとなるAIエージェントに個社の業務仕様に合わせたカスタマイズを加え、コストや開発期間を最小限に抑えながら業務の即戦力となる生成AIを実現します。
例えば、金融機業界向け「提案業務支援エージェント」は、業務ヒアリングエージェントとの対話を通じて提案方針を策定し、セールスデータ分析エージェントで商談履歴や財務データを分析して情報を収集することで、提案方針と分析データを基に、提案資料作成エージェントが新規提案書を作成します。
他にも製造業界向け「知財文書作成エージェント」では、業務ヒアリングエージェントへアイデアを入力して特許となりうるポイントを整理し、社内ナレッジエージェントや外部情報リサーチエージェントで、社内知財アイデアや出願済特許の情報を収集。文書作成エージェントにて特許出願に必要な出願書類を作成します。
NTT Comは今後の展望として、全業界を対象に2026年には200種のAIエージェントの展開を目指すとコメントしています。
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