日本テレビと松尾研究所、放送業界のDXに向けて共同研究を推進
最終更新日:2024/02/15
松尾研究所は、日本テレビと、放送業界のDXに向けて2022年2月より共同研究を開始しました。
このAIニュースのポイント
- 松尾研究所は東京大学 工学系研究科 松尾研究室に伴走し、大学を中心としたイノベーションを生み出す「エコシステム」を作り、大きく発展させることを目的に設立された
- 放送業界では複雑性の高い業務に人力で対応し、工数が逼迫する課題があった
- AIを活用した視聴率予測やハイライト動画自動生成に取り組み、放送業界のDXを実現することを目指す
株式会社松尾研究所は、日本テレビ放送網株式会社と、放送業界のDXに向けて2022年2月より共同研究を開始し、ハイライト動画生成や視聴率予測の取り組みを推進していると発表しました。
松尾研究所は国立大学法人 東京大学 工学系研究科 松尾研究室に伴走し、大学を中心としたイノベーションを生み出す「エコシステム」を作り、大きく発展させることを目的に設立されました。松尾研究室の「研究」の成果・技術の「開発・実装」を行い、広く社会に普及を目指し、日本の産業競争力の向上に貢献します。
放送業界では複雑性の高い業務に人力で対応し、工数が逼迫する課題がありました。このプロジェクトでは、AIを活用した視聴率予測やハイライト動画自動生成に取り組み、放送業界のDXを実現することを目指します。
視聴率予測は、過去の放送実績に加え、裏番組やイベント等の様々な変数を考慮する必要があり、予測担当者の作業工数が大きいという課題がありました。そうした背景から、視聴率の過去データや番組データ等に自然言語処理と時系列予測を用いた視聴率予測モデルを開発しています。
ハイライト動画作成は、従来人手や時間がかかる作業でしたが、動画投稿サイトへの公開や別媒体へのコンテンツ販売などの可能性を秘めていました。今後は主にスポーツ中継などにおいて、物体検知や顔認証技術とルールベースを組み合わせ特定のシーンを抽出、また機械学習により重要度の高いシーンからハイライトを作成する取り組みを進めます。
株式会社松尾研究所 取締役 鈴木慎司氏は「日本テレビとの共同研究の目的は、われわれの持つデジタル技術の活用により、放送業界のDXに向け業務の高度化を実現することにあります。共同研究では、視聴率予測の開発をはじめとし、コンテンツ制作自動化の試みとしてハイライト動画生成アルゴリズムの開発を進めていきます。これらの取り組みにより、放送業界の付加価値向上に貢献することを目指します」とコメントしています。
出典:PR TIMES
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