三井不動産、自社特化型AIチャットツール「&Chat」の運用開始
最終更新日:2023/10/16
三井不動産は、自社特化型AIチャットツール「&Chat」を開発し、全従業員約2,500人を対象に8月より運用を開始しました。
このAIニュースのポイント
- 自社開発した「&Chat」は「GPT-4」を活用し、最新のインターネット情報や社内データを参照して回答を生成することが可能
- 2023年10月下旬には「第1回全社プロンプトアイデアソン」を実施。業務改善につながるプロンプトアイデアを社内から募集する
- 社内データ連携の拡充による業務効率化や顧客からの問合せ対応への活用も検討しており、生成系AI活用による顧客の体験価値向上を目指す
三井不動産株式会社は、全従業員約2,500人を対象に自社特化型AIチャットツール「&Chat」の運用を8月から開始した旨を2023年10月10日に発表しました。「&Chat」では「Azure OpenAI Service」の最新バージョン「GPT-4」を用い、最新のインターネット情報や社内データを参照して回答を生成することが可能です。
今回開発した「&Chat」では精度の高い回答が得られやすくするため、汎用性が高いプロンプト集を開発しました。さらに高度な活用ができるよう、社内データと連携し「&Chat」にノウハウを蓄積することを企て、第1弾としてITマニュアルの「&Chat」への読み込みを実施しました。
三井不動産社員の「&Chat」への関心を高めるため、過去2回開催した活用研修を開いており、今後全社員対象のDX研修「DxU」においても「&Chat」に関するセミナーを順次実施する予定です。また、社員の本格活用推進のため、10月下旬より「全社プロンプトアイデアソン」を開催し本格的に社内活用を推進します。
今回の「&Chat」の導入により、社員は文章の要約や翻訳、アイデア出しなど日常業務の効率化がしました。さらに社内データとの連携を進め、一層の業務効率化を図ります。さらに、顧客からの問合せ対応への活用も検討しており、生成AI活用による顧客の体験価値向上を目指すと述べています。
出典:三井不動産株式会社
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