マイクロソフト、東京に新たな研究拠点を設立。アジア太平洋地域におけるAI研究とイノベーションの推進を強化
最終更新日:2024/11/28
マイクロソフトは、東京に新たな研究拠点「Microsoft Research Asia-Tokyo」を設立しました。
このニュースのポイント
- マイクロソフト、東京に新たな研究拠点「Microsoft Research Asia-Tokyo」を設立
- Embodied AI、ウェルビーイング&ニューロサイエンス、Societal AI、インダストリーイノベーションの4つの研究テーマで、技術の進歩と革新的な環境を提供
- 共同研究プロジェクトやインターンシップ、招聘研究員プログラムなどを通じて、複雑な技術課題に対処するために必要なスキル習得を支援
マイクロソフトは、アジア太平洋地域での人工知能研究とイノベーションの推進を強化するため、東京に新たな研究拠点「Microsoft Research Asia-Tokyo(マイクロソフトリサーチアジア東京)」を設立しました。
東京ラボの研究は、Embodied AI、ウェルビーイング&ニューロサイエンス、Societal AI、インダストリーイノベーションといった日本の社会経済的な優先事項に沿った分野に重点を置いています。これらの研究を通じて、先端技術を活用し社会の進歩を促し、地域のイノベーションエコシステムに貢献することを目指します。
Embodied AIの分野では、物理的および仮想的な環境で理解や対話ができるインテリジェントシステムを開発。Societal AIの研究では、AIが社会に与える影響を探求し、技術が人々の利益に役立つように貢献していきます。
ウェルビーイング&ニューロサイエンスの領域では、ニューロサイエンスのインスピレーションを得て、人間とAIのインターフェースを再定義。AIを用いて人々のウェルビーイング向上を図ります。インダストリーイノベーションの分野では、現実のニーズを理解し、産業パートナーと協力してイノベーションを推進していきます。
また、東京ラボでは共同研究プロジェクトやインターンシップ、招聘研究員プログラムなどを通じて、若手プロフェッショナルが実践的な経験を積み、複雑な技術課題に対処するために必要なスキル習得を支援します。
今回の設立にあたり、東京ラボの責任者である松下康之博士は、「東京は技術革新と協力の中心地です。私たちの東京ラボは、日本が誇る豊かな才能と多様な視点を活かし、学術界と産業界の最高の頭脳を結集して革新的な解決方法を追求してまいります」とコメントしています。
出典:Microsoft
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