Meta、多言語音声とテキスト両対応AI「SeamlessM4T」を発表
最終更新日:2024/02/09
Metaが音声とテキストの両対応AI「SeamlessM4T」を発表しました。約100言語に対応し、多様な翻訳作業をサポートします。
このAIニュースのポイント
- Metaが音声とテキストの両方に対応した多言語AI翻訳モデル「SeamlessM4T」を発表
- 約100言語に対応し、音声からテキスト、テキストから音声、テキストからテキストなど様々な翻訳が可能
- マルチモーダルデータセット「SeamlessAlign」のメタデータも提供開始
Metaは、音声とテキストの両方に対応したAI翻訳モデル「SeamlessM4T」を発表しました。約100言語に対応しており、音声からテキスト、テキストから音声、テキストからテキストなど、幅広い翻訳タスクを実行できるオールインワン型のマルチモーダルAIモデルです。音声出力対応言語は、日本語を含む36の言語に対応しています。
Metaはこれまで、200以上の言語をカバーする「No Language Left Behind (NLLB)」や、1,100以上の言語に対応する音声翻訳システム「Massively Multilingual Speech(MMS)」など、多彩なプロジェクトから豊富な知見を得ており「SeamlessM4T」はそれらの知見を統合して開発されました。
「SeamlessM4T」の登場により、異なる言語を話す人々がより円滑にコミュニケーションを取ることが出来るようになると期待されます。
今回発表された「SeamlessM4T」は、研究者や開発者向けに提供されています。また、大規模なマルチモーダル翻訳データセット「SeamlessAlign」のメタデータも公開されており、高品質な翻訳モデルの活用が可能です。
出典:Meta
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