生成AI

最終更新日:2024/03/06
メルセデス・ベンツは、自動車の音声制御機能に対話型人工知能「ChatGPT」を試験搭載すると発表しました。
このAIニュースのポイント
メルセデス・ベンツは、自動車の音声制御機能に対話型人工知能「ChatGPT」を試験搭載すると発表しました。まずは米国で90万台超の車に試験提供し、得られた知見をもとに生成AI車への搭載拡大を目指します。
すでにメルセデス・ベンツは、音声を使ってエアコンや音楽再生を支援する機能を取り入れています。今回ChatGPTを組み込むことで、ドライバーが運転をしながら音声で目的地の詳細を尋ねたり、夕食のレシピを提案するなど、より自然な会話で包括的な回答ができます。
新機能は、ChatGPTをネット経由で利用するマイクロソフト社のクラウド基盤の「Azure OpenAIサービス」を使用し、米国での利用者を対象にアプリなどを通じて遠隔でソフトを更新し試験的に3カ月間行います。ChatGPTを搭載し、車内に情報や娯楽の提供を行うことで、運転のサポートや快適性の向上などが期待できます。
メルセデス・ベンツは、革新的なAIソリューションのメリットを利用し、メルセデス・ベンツのAI原則に沿ったChatGPTの統合に挑戦します。今後、潜在的なリスクを注意深く監視し、システムの改善を継続的に行うと述べています。
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