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最終更新日:2024/03/12
マクニカは、最新NVIDIAソフトウェアプラットフォームを事前検証できる「AI TRY NOW PROGRAM」を構築し提供開始しました。記者会見にはマクニカ クラビス カンパニー伊藤氏と北島氏、またNVIDIAの大崎氏が出席しました。
このAIニュースのポイント
半導体、ネットワーク、サイバーセキュリティ、AI/IoTにおけるトータルサービス・ソリューションプロバイダーの株式会社マクニカクラビスカンパニーは、NVIDIA AI Enterprise、NVIDIA Omniverse Enterpriseをはじめとする最新NVIDIAソフトウェアプラットフォームを自社への導入前に検証できる「AI TRY NOW PROGRAM」を構築し提供開始することを発表しました。
会見ではマクニカの北島氏が概要を発表しました。
株式会社マクニカ クラビス カンパニー 第1技術統括部 技術第3部 部長 北島 佑樹氏
これまで、経験のないオープンソースソフトウェアの利用や環境構築のために必要な知識習得に多くの時間を要する、また初期投資費用の予算確保が必要な段階では製品知識が不十分なために稟議を先に進めることが難しい、などの理由から導入が想定通りに進まないケースが多くみられました。そこで、ユーザーの「環境構築における課題」を解決し、企業における迅速なAI活用を後押しするため「AI TRY NOW PROGRAM」を提供します。
「AI TRY NOW PROGRAM」は、NVIDIA AI Enterprise、NVIDIA Omniverse Enterpriseをはじめとする最新NVIDIAソフトウェアプラットフォームの導入を検討している方へのサポートプログラムです。マクニカのエンジニアが課題解決に最適なAI技術をあらかじめ厳選し環境を構築しているため、ユーザー自身で環境を用意する必要はありません。NVIDIA AI Enterprise、NVIDIA Omniverseをはじめとするソフトウェア製品の理解を深め、導入目的の実現性を事前に調査することが可能です。
エンタープライズAIプラットフォーム向け検証プログラムでは、AIモデルのトレーニング、データ分析に最適なNVIDIA A100 Tensorコア GPUとNVIDIA DGXシステム、デジタルツイン向け検証プログラムでは、グラフィックス、シミュレーションなどに最適なNVIDIA A40 GPUを用意。高速ネットワークとして、NVIDIA SpectrumイーサネットスイッチSN3000/SN4000シリーズ、NVIDIA Quantum-2 InfiniBandスイッチ9700シリーズ、NVIDIA ConnectX InfiniBandスマートアダプタとEthernet NIC、NVIDIA BlueFieldデータプロセシングユニット(DPU)を各種最新のハードウェア環境が提供されます。
《検証可能なNVIDIAソフトウェアプラットフォーム》
NVIDIA 日本代表 兼 米国本社副社長 大崎 真孝氏
NVIDIA 日本代表 兼 米国本社副社長 大崎 真孝氏は会見で「今までAIの試作から量産化するまでの過程に多くの障壁があり、特に日本では試作から3~5%くらいしか量産化できていなかった現状がありました。今回発表があった、AI TRY NOW PROGRAMは試作の段階で様々なことを試せるため、量産化への確度を上げることにとても有効だと思います」と述べ、期待感を表しました。
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