生成AI
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最終更新日:2024/04/10
ケイアイスター不動産は、RPA・AI-OCRを活用したデータドリブン経営によって、1年2ヶ月で14,000時間を超える工数削減に成功したことを報告します。
このAIニュースのポイント
ケイアイスター不動産は、契約に関するものや、財務経理に関する事務作業などに範囲を広げ、これまでに活用してきたRPAは累計57事案です。
不動産ポータルサイトの普及により、購入者との取引にもスピードが重視され、工程管理においても工期短縮など生産性向上は重要項目となっています。新築戸建分譲事業における管理データの情報量は多大であり、集計・分析にかなりの労力がかかっていました。また、当社の成長拡大によって販売棟数が増加し、成長拡大によって販売棟数が増加し、それに伴って膨らむ業務や人員コストに対しての効率化が課題となっていました。ケイアイスター不動産は、BI・RPA・AI-OCR技術による徹底した可視化・自動化を実現しました。
RPAは、従業員1人を活用する場合の1/3のコストで導入することができ、さらに3人強の事務作業を行うことが可能です。販売棟数増加に伴う煩雑な事務作業の担い手として、積極的にロボット従業員を導入することでさらなる生産性を向上することが可能になりました。
ケイアイスター不動産は、RPA技術に加えて 紙媒体のデータをテキストデータに変換するAI-OCR技術の活用でさらなる効率化を図っています。請求書やアンケート等、これまで手作業で行われていたデータ入力を自動でテキストデータに変換することができます。
また、RPAを使ってロボットを57体作成し、単票から一覧への転記や一覧から単票への転記など、従来は人が手作業で行わざるを得なかった業務を自動化し、さらに設計部門における確認申請、確認受理、各部署への図面配布から着工可能日など工程管理のデータ化や問題の可視化が可能です。
これらRPA・AI-OCR技術を活用し、本格運用開始から2021年3月末までの間で14,000時間を超える工数削減に成功しました。2021年3月期はケイアイスター不動産グループ全体では、約5,000棟を販売し、前年比で約122%、また利益率は95.5%増で成長してきました。
本サービスは、市区町村ごとに異なるフォーマットの固定資産税の精算手続きの自動化や定期点検サービス依頼書の入力の自動化、そのほか仕入れや開発における工程の自動入力等に活用されています。
今後もさらなる工数削減を目指し、2022年3月期はこれまでの実績の2倍以上である30,000時間削減を目指すと意気込んでいます。
出典:PR TIMES
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