君津市職員採用にAI 面接サービス「SHaiN」2020年度から活用
最終更新日:2024/01/19
千葉県君津市は、2020年度職員採用からAI 面接サービスSHaiNを導入しました。面接評価のばらつきを解消し、面接評価レポートは選考時の資料としてだけでなく、入職後の育成の参考としても活用していきます。
このAIニュースのポイント
- 千葉県君津市は、2020年度職員採用からAI 面接サービスSHaiNを導入
- コロナ禍においても選考に関わる面接官や候補者の安全を確保しながら、課題となっていた面接評価のばらつきを解消
- 面接評価レポートは選考時の資料としてだけでなく、入職後の育成の参考としても活用する
千葉県君津市は2020年度職員採用から、株式会社タレントアンドアセスメントが提供する対話型AI面接サービスSHaiNを導入しました。
新型コロナウイルス感染症拡大の状況下においても選考に関わる面接官や候補者の安全を確保しながら、課題となっていた面接評価のばらつきや、面接試験では見出すことの出来なかった候補者一人ひとりの個性や特徴をよりイメージしながらの採用を実現しました。
SHaiNは、タレントアンドアセスメントが開発した戦略採用メソッドをもとに、人間の代わりにAIが採用面接を実施。人間が行う面接で課題視されてきた評価のばらつきが改善され、採用基準の統一、先入観のない公平公正な選考を実現します。受検者はスマートフォンを利用し、非対面・非接触で24時間365日、いつでもどの場所でもAIと対話しながら面接をすることができ、日程による受検辞退などの機会損失を減らせるようになります。
企業側は評価レポートの結果などを参考に、対面の面接時には候補者ごとに適した質問を投げかけたり、候補者の特徴に合わせた動機付けをしたりすることで、内定辞退防止に活用することができます。さらに入社後の人材配置や育成など、戦略的にピープルアナリティクスとして活用することが可能。2021年4月末日時点で295社以上の企業が利用しています。
「これまでの面接では、時間的な制約などから個々人のこれまでの経験などを詳しく知ることが難しかったのですが、AI面接サービスSHaiNを通じて本人の話をじっくり聞くことができ、かつ面接評価レポートは選考時の資料としてだけでなく、入職後の育成の参考としても活用できればと思っています。
君津市では、デジタル技術の積極的活用による生産性の向上や職員の働き方改革などを念頭においた市政業務の実現を目指すべく、2021年に君津市DX推進方針を策定しました。この度のSHaiN導入はまさにDX推進の先駆けとなる取り組みとなり、今後も採用活動に関わらず市民サービスの向上をはじめ、業務の効率化や執務環境のデジタル化を推進していきます。」
君津市役所 人事課も上記のようにコメント。選考時だけでなく入職後の育成にもSHaiNを活用します。
出典:PR TIMES
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