生成AI

最終更新日:2022/11/04
花王はMILIZEが開発予定の「AI健康可視化ツール」に、花王の「仮想人体生成モデル」を活用する新たな取り組みを行なうことで合意しました。将来の医療費を推計して可視化し、健康につながる行動変容を促すためのツールとして、2023年の提供開始を目指します。
このAIニュースのポイント
花王株式会社と、株式会社MILIZEは、このたび、MILIZEが開発する予定の「AI健康可視化ツール」に、花王の「仮想人体生成モデル」を活用する、新たな取り組みを行なうことで合意しました。
「AI健康可視化ツール」は、その時点での将来の医療費を推計して可視化し、健康につながる行動変容を促すためのツールとして2023年の提供開始に向けて開発が進められているものです。
具体的には、健康診断データや、毎日の健康につながる睡眠時間や運動量といった行動・体の情報を入力すると、その健康状態や行動情報をお金に換算して表示し、将来の医療費の推計をします。
企業の健康経営に活用することも可能で、従業員の健康診断データと簡易入力データによって社員の将来の健康状態を可視化し、健康増進・医療費低減を支援します。
また、健康データを持つ企業や、ヘルスケアアプリ・Webサービス提供企業に対してAPI経由での提供を予定しています。
「AI健康可視化ツール」に活用する花王の「仮想人体生成モデル」は、健康診断などで得られる身体に関する項目から、ライフスタイルや性格傾向、といった幅広く多種多様な1,600以上の項目から、一人ひとりに合った最適なライフケアに対応する統計モデルです。
MILIZEは、健康データを持つ企業や、ヘルスケアアプリ・Webサービス提供企業に対して、API経由での提供を予定しています。
出典:花王株式会社
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