生成AI

最終更新日:2024/04/23
京都府亀岡市は業務効率化や市民満足度向上のため、生成AIサービスの全庁的な業務利用を1月4日より開始しました。
このAIニュースのポイント
京都府亀岡市は、業務効率化や市民満足度向上のため、全庁的な生成AIサービスの業務利用を1月4日より開始しました。業務利用での対象職員は、一部会計年度任用職員を除く全職員です。
庁内での活用イメージとしては、文章の作成・要約・校正といった内部事務作業の効率化、事業の企画立案時におけるアイデア出し、EXCEL関数やVBAなどプログラミング言語の使用補助などが挙げられます。
この生成AIサービスを導入することで、職員が日常的に利用する業務連絡用チャットツール上で文書の作成や要約、アイデア出しなどの内部事務に活用することが可能になり、作業時間の短縮や事務の効率化を目指します。
今回の生成AIサービス導入においては、職員用の業務連絡用チャットツール「direct(株式会社L is B)」上でChatGPTが利用可能なbotサービス「生成AIボット(powered by ChatGPT API)」のベータ版を使用します。ChatGPT APIを利用したサービスのため、職員の入力情報による学習は行われません。
運用上の制限事項としては、個人情報など機微な情報の取扱いや、市の重要な意思決定や政策の方向性を決定づける公文書作成において、生成AIから得た回答をそのまま利用すること等が禁止されています。
そのほか、生成AIを活用して文章の作成などを行った場合は必ずファクトチェックを行うことや、生成AIから得た回答をそのまま利用して公文書を作成した場合は、必ずその旨の注意書きを明記する等の制限事項が定められています。
亀岡市では令和3年10月8日にデジタルファースト宣言を行い、市民サービス・行政運営・シティプロモーションの各分野に対して最新のデジタル技術を最大限活用して取り組むことを宣言しています。今回の生成AIサービス導入により、効率的な行政運営に取り組みます。
出典:PR TIMES
業務の課題解決に繋がる最新DX・情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
AI製品・ソリューションの掲載を
希望される企業様はこちら