世界最先端のAIを搭載したAIチャットボット「OHGAI(オーガイ)」が簡単かつリーズナブルに導入できる理由とは?
最終更新日:2024/04/08
近年、急成長しているチャットボット市場。それに伴い聞こえてくるさまざまな課題を解決すべく登場したのが、2022年2月に株式会社エヌアイデイ(以下NID)からリリースされた「OHGAI(オーガイ)」です。OHGAIには従来のAIチャットボット(※)に比べて導入が簡単かつ高精度の回答が得られる点をはじめ多くの魅力があります。ソフトウェア開発やシステム構築、システム運用など幅広いIT関連サービスで高い評価を得てきたNIDが提供する最先端のAIチャットボットを紹介します。
※:本記事の「AIチャットボット」はAIを搭載した学習型チャットボットを表します。
<株式会社エヌアイデイ(証券コード:2349)>
1967年(昭和42年)5月設立。組込や制御系、保険、ビジネス、モバイル、クラウド等多岐にわたるシステム開発事業と、構築・運用を担うシステムマネジメント事業を中心に幅広い分野で事業を展開。
AIチャットボットの課題
ここ数年でコンシューマーが製品などのWebサイトに設置されたチャットボットとやりとりする機会は格段に増えました。また、企業内でも問い合わせ業務や情報共有などにチャットボットが活用され始めています。そのため、近年はより高い精度を求められる傾向があり、AIを搭載したAIチャットボットへの期待が高まっています。
しかし、AIチャットボットを実用化させるためには、AIが十分な学習を重ねる必要があり、「教師データ」と呼ばれる膨大なデータを用意することが大前提となります。また、AIの精度を高めるには、AIが学習する過程においてトライアンドエラーを繰り返すことも重要です。
よくAIチャットボットを導入したもののコンシューマーから直接問い合わせが来てしまうなどといった声がありますが、このようなケースはコンシューマーが求める精度にまでAIが学習できていないことが考えられます。すなわち、教師データの量やトライアンドエラーの経験が不足している場合、AIの力は発揮できないのです。
とは言え、多くの企業では「教師データの用意にまで手が回らない」「チャットボットの受け入れ体制が整っていない」などの実情もあります。せっかくAIチャットボットを導入しても活用できていない企業は非常に多いのです。
こうしたAIチャットボットが実用化するまでの課題をOHGAIは高いレベルでクリアすることができます。その理由は、OHGAIがAIチャットボットに必要不可欠な「学習」を既に終えているからです。次は実用化までの手間や時間が大幅に削減できるOHGAIの特徴をご紹介します。
AIチャットボット「OHGAI(オーガイ)」デモ画面
簡単に導入できる最先端AIチャットボット
OHGAIには、4つの大きな特徴があります。
1.膨大なFAQを学習したAI
AIチャットボットを導入するとき、最大の課題とも言えるのが教師データの準備です。
いかに優秀なAIでも学習を行わなければ機能することができませんので、あらかじめAIに教師データを読み込ませる必要があります。なお、この学習はAIチャットボットに限らず、ほとんどのAIを搭載するシステムに共通して必要となり、教師データの量や学習の期間はシステムによって異なります。
一般的なAIチャットボットの場合、1つのA(回答)に対して、Q(質問)を10個ほど準備をして学習させる方法を取ります。このような学習では、以下ほどの教師データが必要となることが考えられます。
<参考>NID開発実績からの取りまとめ
業種 | FAQ数 | 教師データ数 | 教師データ量 |
Aホテル | 約70件 | 約580件 | 8.2倍 |
B旅館 | 約55件 | 約480件 | 8.7倍 |
Cホテル | 約60件 | 約500件 | 8.3倍 |
D新卒採用 | 約130件 | 1,000件以上 | 7.6倍 |
※:FAQ数に対して必要となる教師データ数の倍率を表します。
既にFAQが用意されていたとしても、FAQ数に応じて数倍の教師データが必要となるのです。そのため、運用開始までに2ヶ月以上を要するケースが多く、その間の教師データの用意には膨大な手間と時間を要します。また、FAQをゼロから作成する場合は、さらなる手間や時間を要することは明らかです。多くの企業がAIチャットボットを実用化できていない背景には、日常業務の片手間では十分な教師データを用意できないという問題が存在するのです。
このような教師データの用意が一切不要なのがOHGAIの大きな特徴の一つです。OHGAIは、既に10万件以上のFAQを学習していますので、自社でFAQが用意されている場合は、導入したその日からでも利用が可能です。つまり、OHGAIは教師データを用意するための膨大な手間や時間がゼロになるため、導入のための負担が最小限なのです。
2.世界最先端クラスのAIを搭載
OHGAIに搭載されたAI(※)は、2020年4月の「質問応答AIの世界標準ベンチマーク」でGoogle BrainとMicrosoftを抜いて第1位を獲得。また、同年12月に開催された「機械学習に関するトップ国際会議NeurIPS」のQAコンペティションではMicrosoftとFacebookに次ぐ第3位の成績を収めました。このような世界最先端クラスのAIが、ユーザーごとに異なる質問でも的確に判断し回答します。たとえば、ユーザーからキーワードだけの質問があった場合でも回答を予測して、1つまたはいくつかの回答を用意。さらにユーザーが人に話しかけるような自然文で質問した場合でも高精度な回答を用意します。
※:NIDの出資先企業である株式会社Studio OusiaのQAシステム「アンサーロボ」と連携し、エンジンは同社が開発した「Sōseki」を搭載しています。
3.メンテナンスが手間いらずで再学習も不要
前述の通り、AIが既に10万件以上のFAQを学習していますので、ユーザーからの複雑な質問に対しても的確に回答することが期待できます。そして、導入後にFAQが増えたり修正が必要になったりした場合でもOHGAIでは専用の管理画面からCSVファイルによって簡単に更新することが可能です。また、FAQを更新した場合でも再学習が不要なため従来のAIチャットボットと比較してメンテナンスコストが大幅に削減されます。
4.ウィジェット形式の他、Microsoft Teams、LINEでの利用が可能
ホームページなどのWebサイトに埋め込むウィジェット形式のみではなく、Microsoft Teams やLINEと連携してチャットでの利用も可能です。たとえば、お客様からの「製品お問い合わせ」などのカスタマーサービス向けにはウィジェット形式やLINE連携。社内向けに情報共有などを目的とする場合は、Microsoft Teamsと連携するという活用が可能です。
Microsoft Teams上でOHGAIアプリをインストールするだけでTeamsと簡単連携
以上の4つの特徴からOHGAIは「とにかく導入が簡単」ということがお分かりいただけたのではないでしょうか。従来は導入までに約2ヶ月以上を要していたチャットボットが、FAQが用意されている場合はすぐにでも利用が可能です。仮に他社サービスからの乗り換えを検討している場合でも、FAQを簡単に移行することができます。
製品や業務における固有の名称については個別に設定が必要ですが、汎用的な内容であればAIの性能は非常に高く、業種を問わず幅広い分野での活用が期待できます。
高精度の回答と扱いやすい管理画面
NIDではOHGAIのリリースにあたり、従来のチャットボットとの比較検証を行いました。その結果、さまざまなパターンの質問でOHGAIは高精度な回答をしています。
たとえば、新卒採用に関する同一のFAQを用いた場合、NIDの採用サイトに設置していた従来のチャットボットとOHGAI、それぞれに「テレワークは導入されていますか」と質問すると、どちらも正しく回答しました。次に「テレワーク」と類義語の「リモートワーク」に単語を置き換えて再度質問してみたところ、従来のチャットボットが見当違いの回答をしたことに対して、OHGAIは「リモートワーク」を「テレワーク」の類義語と解釈し的確に回答しました。さらにその他の質問に対しても、OHGAIは何の事前学習もせずに、大量の教師データを学習させた従来のチャットボットと同じ精度で回答しました。
また、OHGAIはUI/UXの面でも優れています。必要な操作は非常にシンプルなため、ITリテラシーに問わず扱うことが可能です。前述の通り、FAQはCSVファイルで簡単に更新することができる他、OHGAIをホームページなどのWebサイトに設置する場合もウィジェット用コードをコピー&ペーストするのみです。その他、OHGAIの管理画面ではチャットボットのデザイン(文字色・背景色・アイコンなど)を変更できますので、コーポレートカラーや企業ロゴなどに統一させることも可能です。
さらにMicrosoft Teamsと連携する場合の操作も非常にシンプルです。Microsoft Teams用にOHGAIが提供するアプリをインストールして、APIキーなどを入力するのみで利用することができます。
これら管理画面での操作のほとんどが、デモやトライアルで試すことができますので、十分に操作を確認して安心した上で導入することができます。
AIチャットボット「OHGAI(オーガイ)」管理画面「FAQ一覧」
圧倒的にリーズナブルな利用料金
OHGAIは、2022年2月にリリースしてからまだ日が浅いサービスですが、既に多くのお問い合わせが来ているといいます。お問い合わせの窓口であるNIDマーケティング部門の担当者は次のように語ります。
導入までのお客様の負担は最小限です。まず、用途やFAQの内容をお聞きした上で、OHGAIとの親和性に問題がなければオンライン・デモをご覧いただきます。次にトライアルアカウントを発行いたしますので、2週間はご自由に触れていただくことができます。この2週間のトライアル期間で有用性などをご確認いただいてから、お申込みをご判断していただけますので、導入後に「やっぱり使えなかった」などの心配はございません。
また、FAQが整理できていない・CSVファイルの作成が面倒といったお客様には、弊社が作成をご支援する「FAQ作成支援サービス」もオプションでご用意しています。
(NIDマーケティング部・野島)
実際の導入にかかる費用も圧倒的にリーズナブルになっています。OHGAIにはFAQの登録数によって「ライト」「ミディアム」「ラージ」の3種類のパッケージが用意されています。いずれも初期費用はかからずゼロ円となり、契約期間は3ヶ月(3ヶ月ごとの自動更新)です。
<OHGAI利用料金>
ライト | ミディアム | ラージ | |
初期費用 | なし | なし | なし |
登録FAQ数上限 | 100件 | 500件 | 1,000件 (1,001件以上は要相談) |
FAQ反映回数/月 | 50回 | 50回 | 50回 |
リクエスト上限/月 | 10万 | 10万 | 10万 |
サーバー冗長化 | なし | あり | あり |
契約期間 | 3ヶ月ごと | 3ヶ月ごと | 3ヶ月ごと |
料金 (月額・税抜き) |
40,000円 | 65,000円 | 100,000円 |
※契約期間は3ヶ月からとなり以後3ヶ月ごとの自動更新となります。
OHGAIの魅力まとめ
最後に、OHGAIの魅力をここまでお伝えしきれなかった部分もプラスしてご紹介します。
・導入が簡単かつスピーディー(FAQを登録するだけで、すぐに利用可能)
・膨大な教師データの準備が不要
・メンテナンスコストを大幅に削減
・「質問応答AIの世界標準ベンチマーク」で1位を獲得した世界最先端クラスのAI搭載
・キーワード検索や自然文の質問でも高精度の回答が得られる
・ウィジェット形式の他、Microsoft Teams、LINEでも利用可能
・シンプルで扱いやすい管理画面
・月額4万円(税抜き)からのお手頃な利用料金
・FAQデータの作成をご支援する「FAQ作成支援サービス」をご用意(オプションサービス)
・回答の精度をさらに向上させることができる「精度向上支援サービス」をご用意(オプションサービス)
OHGAIがキャッチコピーとして掲げるのは、「さっそく さくさく らくらく 使える」。このコピーが表す通りのサービスと言えるのではないでしょうか。従来のAIチャットボットを遥かに凌駕するパフォーマンスをぜひ実感してみてください。
AIチャットボット「OHGAI(オーガイ)」を資料請求する
- AIサービス
- チャットボット
業務の課題解決に繋がる最新DX・情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
AI・人工知能記事カテゴリ一覧
AI・人工知能サービス
- 生成AI
- 画像生成AI
- ChatGPT
- AI研究開発
- LLM
- DX推進
- おすすめAI企業
- チャットボット
- ボイスボット
- 音声認識・翻訳・通訳
- 画像認識・画像解析
- 顔認証
- AI-OCR
- 外観検査
- 異常検知・予知保全
- 自然言語処理-NLP-
- 検索システム
- 感情認識・感情解析
- AIモデル作成
- 需要予測・ダイナミックプライシング
- AI人材育成・教育
- アノテーション
- AI学習データ作成
- エッジAI
- IoT
- JDLA
- G検定
- E資格
- PoC検証
- RPAツール
- Salesforce Einstein
- Watson(ワトソン)
- Web接客ツール
- サプライチェーン
- メタバース
- AR・VR・デジタルツイン
- MI
- スマートファクトリー
- データ活用・分析
- 機械学習
- ディープラーニング
- 強化学習
- テレワーク・リモートワーク
- マーケテイングオートメーション・MAツール
- マッチング
- レコメンド
- ロボット
- 予測
- 広告・クリエイティブ
- 営業支援・インサイドセールス
- 省人化
- 議事録自動作成
- 配送ルート最適化
- 非接触AI
業態業種別AI導入活用事例
今注目のカテゴリー
AI製品・ソリューションの掲載を
希望される企業様はこちら