生成AI

最終更新日:2022/08/08
選択した場所の風景やアップロードした画像に、AIがピッタリくるサウンドクリップをその場で探してくれるウェブサービス『Imaginary Soundscape』の最新バージョンが、日英両言語にて無料公開されました。
このAIニュースのポイント
AIの活用による創造性の発展に取り組む株式会社Qosmoから、マルチモーダル深層学習技術を応用した自社アルゴリズムを活用し、入力された画像に適切なサウンドクリップを見つけてくれるウェブサービス『Imaginary Soundscape』(イマジナリー・サウンドスケープ)の最新バージョンが無料公開されます。
『Imaginary Soundscape』は、風景写真などから人が無意識に想像する「その場にいたら聞こえるであろう音」を、AIを使って外部化したウェブサービスです。ユーザーが選択した画像に基づき、6万個以上のサウンドクリップを含む音声ライブラリの中から、AIが最も合っている音を選び出します。
また、Googleストリートビューモードでは、世界中のどこでも好きな場所を歩き回りながら、AIがその場で「想像した」サウンドスケープを体感することが可能です。
今回のアップデートでは、モデル精度の向上、音声データベースの拡充、UIの向上の3つの変更が加えられています。識別モデルをベースにしたモデルは、コントラスティブ学習によるマルチモーダルなモデルに変更されました。
さらに、マッチングの対象となるサウンドデータのライブラリも大幅に拡充され、今までよりも多様なニュアンスの違いに対して、マッチングの感度が高くなっています。また、初めて利用するユーザーでも親しみやすいように、インターフェースが向上し、これまでの英語表記に加えて日本語の翻訳も追加されました。
今回の最新バージョンの開発が完了したことにより、Imaginary Soundscapeのコア技術である「Img2Sound(イメージtoサウンド)」エンジンの完成度が一定水準に達したため、ライセンス提供が開始されています。
AIが画像に合わせて音楽を探してくれるサービス、とても気になりますね。興味のある方は是非、最新バージョンの「Imaginary Soundscape」を使ってみてはいかがでしょうか。
出典:PR TIMES
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