阪急池田駅前でAI画像解析サービスを用いた人流状況調査・評価を実施
最終更新日:2024/03/12
阪急池田駅前で、AI画像解析サービス「IDEA platform」を活用した人流状況調査・評価が実施されました。
このAIニュースのポイント
- AI画像解析サービス「IDEA platform」で阪急池田駅前の人流状況調査・評価を実施
- イベント来場者の属性別通行量、滞在時間などをAIによって画像解析
- 賑わいのあるまちづくりの評価や駅前空間の活用方法の検討への反映を目指す
Intelligence Designは、AI画像解析サービス「IDEA platform」を活用し、阪急池田駅前空間における賑わい状況をモニタリングする実証実験を実施しました。「IDEA platform(Intelligence Design開発)」とは、AI画像認識・IoT端末を利用しカメラ画像から人や車両などを計測するカメラソリューションです。
実証実験では、イベント来場者の属性別通行量、滞在時間などをAIにより画像解析。イベント実施による賑わいの状態について把握・評価しました。イベント当日の6月11日(土)と、実施後の6月17日(金)に実施されています。この取り組みは、イベントの施策に対し客観的かつ定量的な指標に基づいて評価していく試みです。この結果を賑わいのあるまちづくりの評価や駅前空間の活用方法の検討に反映し、スマートシティの実現を目指しています。
この検証について池田市役所は「1分ごとの通行量を進行方向別や男女別に計測できるため、平日の通勤通学の利用者が多いなどの傾向が分かったほか、イベント時や平常時の駅前の利用状況を比較することができた。」、「人流を計測できるため、混雑度を可視化できた。」、「加工のしやすいCSV形式でデータを取得できるため容易に時間ごとや曜日ごとの数値を比較できた。」とコメントしています。
今回の検証結果を用いて、池田市がどのようにまちづくり政策を進めていくのかに注目が集まっています。
出典:PR TIMES
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