生成AI
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最終更新日:2024/01/10
近年、AI・人工知能はビジネスにおいて様々な業界で活用されているとニュースでは報じられていますが、ユーザー企業からの声に耳を傾けてみると「結局、AIを使って何が出来るの?」といった声もあります。
AI開発企業の多くが、AIを使って「できる」ことをアピールする一方で、ユーザー企業は、自社へのAI導入の具体的なイメージが描けていないことが浮き彫りとなるケースが多々あります。
今回は、AI製品・サービスの導入を検討している企業のために、同じ業界でAIがどのようなビジネスに利用されているか、画像認識AIの導入が盛んな4つの業界(教育・旅行・アパレル・住宅)の活用事例についてご紹介します。
最近、幼稚園や小学校では、入学式や卒園式、運動会などのイベントで撮影された大量の写真の中から、自分の子供の写真だけを選んで購入できるサービスが人気を集めています。
AIが写真から特定の顔を認識する仕組みで、写真リストの中から子どもの写真を選び出すと面倒な作業がなくなります。
さらに、学年やクラスごとにAIが自動で分類してくれるので、「学校」「保護者」「カメラマン」三者の作業時間が削減できました。
日本航空の事例では、スマホから海外旅行で見たい景色や食べたいものの画像をチャットで送信することで、AIが画像を解析し、海外旅行の現地情報やおすすめスポットを紹介するサービスをリリースしています。
画像認識AIが画像内に含まれている情報や特徴から、それに応じた観光情報を利用者に提示する仕組みです。
AIを搭載したチャットボットと組み合わせることで、次世代の旅行ガイドを実現しています。
画像認識AIとシナジーの高いファッション業界では、利用者が実際によく着用しているアイテムをSNS上の写真から解析し、利用者好みの商品をレコメンドする画像認識AIが登場しています。
人気モデルのファッションセンスを学習したAIが、商品の色・柄・形などの特徴をもとに、トレンドをとらえた利用者好みの商品をおすすめします。
運営するサイトに商品の画像をに登録する手作業も、画像認識AIの分類機能によって大幅に削減しています。
従来、熟練スタッフによって行われてきた建築物の外観検査ですが、近年、人の「目」に代わってAIが異常を検知するサービスが話題です。
正常な画像データと異常な画像のデータを大量に学習し、劣化度合いやキズの大きさ・位置などを検出します。
特に、道路、橋、建物などのインフラ点検での活用が大きく期待されています。
このように画像認識AIは、各業界で急速に浸透しはじめており、その精度は、すでに正答率や認識率においてAIが人間を超えるほどの高精度を実現しています。
AIsmileyでは、画像認識AI製品の導入を検討されている方に、画像認識AI比較ナビページをご用意しています。
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