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AIいちご自動収穫ロボット「ロボつみ」を用いて、都市型農業の半自動化を目指した実証実験を開始

最終更新日:2024/12/05

アイナックシステムは、福岡市の農園にて、AIいちご自動収穫ロボット「ロボつみ」を用いた都市型農業の半自動化の実証実験を2024年12月1日から開始しました。

このニュースのポイント

  • アイナックシステム、AIいちご自動収穫ロボット「ロボつみ」を用いた都市型農業の半自動化の実証実験を開始
  • 「ロボつみ」は、特許技術を用いて自動走行し、AIによりいちごを10段階評価して収穫に適したものを選定
  • 収穫ハンドでいちごを傷めずに摘み取り、約60%の収穫労働時間を削減。鮮度が従来より約4日長持ち

株式会社アイナックシステムは、福岡市にある今津リフレッシュ農園で、AIいちご自動収穫ロボット「ロボつみ」を用いた都市型農業の半自動化の実証実験を2024年12月1日から開始しました。

このプロジェクトは、Fukuoka City スマート農業マッチングプロジェクトに採択され「ロボつみ」を導入し、水や液肥、土壌温度、補光、収穫の自動化を図ります。

AIいちご自動収穫ロボット「ロボつみ」は、特許技術を用いて自動走行し、AIによりいちごを10段階評価して収穫に適したものを選定します。また、特許取得の優しい収穫ハンドで、いちごを傷めずに摘み取り、約60%の収穫労働時間を削減。その結果、いちごの鮮度が従来より約4日長持ちします。

多くのいちご農家では、ビニールハウス内の環境を一括制御しているため、トラブルが発生した際に全体に影響が及ぶリスクがあります。また、いちごの収穫ピーク時には過酷な状況下で作業が行われています。

今回の実証実験では、自動化管理のコントローラーを備えた1メートルの栽培棚を使用し、異なる条件下での栽培を可能にしました。これによりリスク分散を図り、実の成長速度を調整でき、定量生産を目指します。

さらに、小型棚の設置により、スペースに適した栽培が容易になります。将来的には、いちご農家だけでなく、空港や社員食堂、ショッピングモールへの導入も視野に入れ、省エネ技術や遠隔管理システム、AI収穫ロボットについての詳細も発表予定です。

出典:PR TIMES

AIsmiley編集部

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