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最終更新日:2022/12/19
FRONTEOは、提供する経済安全保障対策ネットワーク解析システム『Seizu Analysis』の「サプライチェーンネットワーク解析ソリューション」における、特定の事業に関係性の高い経路の抽出を可能にする新指標を算出する技術について、特許査定通知を受領しました。
このAIニュースのポイント
株式会社FRONTEOは、提供する経済安全保障対策ネットワーク解析システム『Seizu Analysis』の「サプライチェーンネットワーク解析ソリューション」における、特定の事業に関係性の高い経路の抽出を可能にする新指標を算出する技術について、特許庁より特許査定通知を受領しました。
Seizu Analysisは、FRONTEOが独自開発したAIエンジン「Looca Cross」を搭載した経済安全保障対策ネットワーク解析システムです。
Seizu Analysisのサプライチェーンネットワーク解析ソリューションは、オープンソースから得られる情報をもとに、膨大なサプライチェーンを解析し、米国商務省産業安全保障局の定めるエンティティリストなどに掲載されている懸念組織とのつながりや、チョークポイントを提示します。
リンク間の類似度を測り、サプライチェーン経路を推定
今回特許査定を受けた技術は、オープンソースからデータを取得し構築した取引ネットワークの中から、ターゲット企業の特定製品に関するサプライチェーン経路を探し出すことを目的として開発されました。
本新指標は、サプライチェーン上のリンク同士の類似度を測るものであり、この指標を応用することで、サプライチェーンネットワーク内でどのサプライヤーへの依存度がより高いかを評価するためのチョークポイントスコアを計算するなどが可能になります。
FRONTEOは、本新技術とこれまでに取得した特許技術を組み合わせ、企業のサプライチェーンにおけるリスク発見とより安全なサプライチェーン構築を支援していく方針です。
また、今後も経済安全保障という新たに顕在化した課題に直面する日本企業に対し、戦略的かつ迅速な意思決定を行うためのソリューションを提供し、こうしたソリューションが経済安全保障における抑止力となり、企業のリスク回避と新規ビジネス創出への一助となるよう努めていくとしています。
出典:PR TIMES
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