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最終更新日:2025/06/10
エクサウィザーズは、業務データの回答品質をAIエージェントで継続的に改善する「RAGエージェント」の提供を開始しました。
このニュースのポイント
株式会社エクサウィザーズは、業務データの回答品質をAIエージェントで継続的に改善する「RAGエージェント」を発表しました。「RAGエージェント」は、大量の社内文書を適切に処理して読み込んだり、運用中の精度検証を自動化することで、高精度なRAGのサービスを迅速に構築し、容易に運用が可能なサービスです。
RAGを活用した高精度な情報取得が可能になり、マルチエージェントの協調動作において、必要な情報を必要な時に取得して活用できるようになります。従来のFAQなどへの対応やレポーティング業務から、社内情報や各サービスの利用情報の取得と整理まで、RAGエージェントは「確認→判断→実行」のプロセスにおける自律的な情報の取得と提示を担います
また、現場の人間が行うような確認・判断のプロセスを忠実に再現しつつ、他のAIツールと協調しながらタスクを自律的に実行可能です。
回答生成に利用した文字列だけでは情報が不十分と判断した場合、エージェントが自動で元の文書全体を読み直し、文脈を再確認してから回答を行う上、回答に必要な情報が不足している場合や、既存のデータだけでは判断が難しい状況においては、外部ソースや社内ドキュメントを横断的に検索し、必要な情報を自律的に収集します。
ほかにも、文書の前処理をノーコードでカスタムできたり、RAGの精度検証の自動化によりRAGサービスの構築、運用・管理が容易になります。
さらに、業界で標準的なAIエージェントツールを呼び出して、タスクの分割・実行・進捗報告までを自律的にコーディネートし、人手を介さずに業務フローの全体を最適化するサービスも構築可能です。
2025年6月中旬より、exaBase Studioのテンプレート上にRAGエージェントとしてアプリケーションを公開予定です。なお、RAGエージェントの各機能は随時拡充予定です。
出典:株式会社エクサウィザーズ
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