ローソン、宣伝予算配分をAIで最適化。DNPが開発
最終更新日:2024/11/05
大日本印刷は、宣伝予算をAIで最適化するサービス「DNP販促最適化AI」を開発しました。小売業の個店販促を支援します。
このニュースのポイント
- 大日本印刷が、宣伝予算をAIで最適化するサービス「DNP販促最適化AI」を開発
- 独自開発したAIを活用することで、適切な媒体の選定や宣伝予算の最適な配分が可能に
- 予算配分後も、チラシの作製からポスティングなど、各企業の販促活動全体をシームレスに支援
大日本印刷株式会社(DNP)は、小売業が新店舗をオープンする際の宣伝予算をAIで最適化するサービス「DNP販促最適化AI」を開発しました。2024年10月から提供を開始し、2024年11月以降にオープンするローソンの新店舗やリニューアル店舗において、正式に運用を開始し、個店販促を支援します。
小売業の新店舗やリニューアル店舗がオープンする際は、店舗ごとに異なる特性を踏まえ、宣伝手法や予算配分を決める必要がありますが、そうした業務は専門ではない店舗管理者が行うことが多く、十分な宣伝ができず売り上げの損失につながるケースが多くありました。
こうした課題の解決に向けて、DNPは独自開発したAIを活用することで、適切な媒体を選定して宣伝予算を最適に配分できるサービスを開発しました。
「DNP販促最適化AI」の特徴は、宣伝予算や店舗情報を入力すると、最適な宣伝手法の予算配分を算出します。予算配分後も、チラシの作製からポスティング、デジタル広告の作成からネット配信まで、各企業の販促活動全体をシームレスに支援します。DNPの多様な広告サービスを活かし、WebサイトやSNS等のオンライン広告と、印刷物やリアル店舗等でのオフライン広告を最適に組み合わせ、各種広告施策の販促効果を高めます。
DNPは「今後、本サービスを店舗を持つ小売業を中心に展開するとともに、サービスの精度向上や機能拡張を行い、2025年度末までに累計5億円の売上を目指す」とコメントしています。
出典:PR TIMES
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