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DCON2025優勝チームは「豊田工業高専」評価額は7億円!

最終更新日:2025/05/12

DCON2025 本選結果発表

高専生が日頃培った「ものづくりの技術」と、「ディープラーニング」を活用した事業アイデアで、企業評価額を競うコンテスト「第6回全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2025(DCON2025)」の本選が5月9日(金)・10日(土)の2日間に渡り開催されました。

このニュースのポイント

  • DCON2025本選が2025年5月9日と10日に開催
  • DCONとは、高専生が日頃培った「ものづくりの技術」と、ディープラーニングを活用した事業アイデアで企業評価額を競うコンテスト
  • 豊田工業高等専門学校が、企業評価額7億円で最優秀賞を受賞

一般社団法人日本ディープラーニング協会は、高専生が日頃培った「ものづくりの技術」と、AI分野で特に成果を出す技術「ディープラーニング」を活用した事業アイデアで、企業評価額を競うコンテスト「第6回全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2025(DCON2025)」の本選を開催しました。

実行委員長として東京大学大学院教授 松尾豊氏、MC音楽クリエイターのヒャダイン氏、フリーアナウンサーの佐竹 美希氏がステージに登壇しました。

今年は、過去最多となる全国95チーム(42高専)がエントリーし、本選には10チーム(11高専)が出場し、歯周病予防システムや海難事故防止システム、バーチャルアーティストの3DCGライブといった課題に取り組むアイデアなど、社会課題の解決からエンターテインメントまで、多様なプロダクトとビジネスプランが出揃いました。

さらに、本大会の最優秀チームは2025年8月26日(火)と27日(水)に大阪・関西万博で開催される「XROBOCON」イベントに招待され、デモンストレーションを行うことが決定しています。

最優秀賞:豊田工業高等専門学校「ながらかいご」

最優秀賞を受賞し、企業評価額:7億円、起業資金:100万円を獲得したのは、豊田工業高等専門学校の「NAGARA」が発表した「ながらかいご」です。

学校名:豊田工業高等専門学校
チーム名:NAGARA
作品名:「ながらかいご」
メンター:福野 泰介氏(株式会社jig.jp 取締役 創業者)
企業評価額:7億円
詳細:https://dcon.ai/teams/toyota2025/

「ながらかいご」は、腕に装着するウェアラブル端末で、本体に取り付けられたマイクを用いて介護中の会話から記録に必要な情報を抽出し、自動で記録を作成・共有するデバイスです。

文部科学大臣賞:沖縄工業高等専門学校「海難事故防止の必須アイテムRiCAS」

学校名:沖縄工業高等専門学校
チーム名:沖縄マリンレジャーレスキュー隊
作品名:「海難事故防止の必須アイテムRiCAS」
メンター:田中 邦裕氏(さくらインターネット株式会社 代表取締役社長)
企業評価額:3000万円
詳細:https://dcon.ai/teams/okinawa2025/

経済産業大臣賞:鳥羽商船高等専門学校「めたましーど〜ノリ養殖を食害から守る〜」

学校名:鳥羽商船高等専門学校
チーム名:ezaki-lab
作品名:「めたましーど〜ノリ養殖を食害から守る〜」
メンター:佐藤 聡氏(connectome.design株式会社 代表取締役社長)
企業評価額:1億5000万円
詳細:https://dcon.ai/teams/toba2025/

農林水産大臣賞:大阪公立大学工業高等専門学校「Worm Farmer」

学校名:大阪公立大学工業高等専門学校
チーム名:IdentiX
作品名:「Worm Farmer」
メンター:高橋 隆史氏(株式会社ブレインパッド 取締役会長 CO-Founder)
企業評価額:2000万円
詳細:https://dcon.ai/teams/osaka2025/

DCON実行委員長 松尾 豊 氏のコメント

技術力の高さに加え、ビジネス構想の練り込みも素晴らしく、非常に完成度の高いプレゼンテーションでした。現在、日本国内にはAIやディープラーニングの活用が進んでいない分野が数多く残されており、世界のビッグテック企業もこのような市場への参入を進めています。だからこそ、日本から世界に向けて新たな技術を生み出していくことが重要であり、その主役となるのは高専生だと思っています。

ぜひスタートアップ基金を活用して起業に挑戦し、多くの学びや社会貢献を実現していただきたいと思います。我々も、その挑戦を全力で応援してまいります。

DCON2025 概要

概要:高専生が日頃培った「ものづくりの技術」と「ディープラーニング」を活用した作品を制作し、その作品によって生み出される「事業性」を企業評価額で競うコンテスト

主催:一般社団法人日本ディープラーニング協会、一般社団法人全国高等専門学校連合会、日本放送協会、株式会社NHKエンタープライズ
運営: DCON実行委員会
後援:デジタル庁、経済産業省、文部科学省、農林水産省、渋谷区、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)、株式会社日本経済新聞社
協賛:株式会社アクセスネット、NECソリューションイノベータ株式会社、トピー工業株式会社、トヨタ自動車株式会社、株式会社日立産業制御ソリューションズ、株式会社フソウ

アイング株式会社、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社、株式会社QUICK、さくらインターネット株式会社、株式会社セブン銀行、ソフトバンク株式会社、日本ガイシ株式会社、日本電技株式会社、株式会社ビズリーチ、株式会社丸井グループ、三菱電機エンジニアリング株式会社、株式会社村田製作所、ライオン株式会社、ロジスティード株式会社

NTTコム エンジニアリング株式会社、小町 洋(CDLEメンバー)、Biodata Bank株式会社、有限会社ユニバーサル・シェル・プログラミング研究

DCON2025の様子は、アーカイブを公開中!

「DCON2025」本選の模様は、JDLA公式YouTubeチャンネルで視聴可能です。

出典:DCON2025

AIsmiley編集部

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