サイバーエージェント、大規模言語モデルを開発 自然な日本語の文章生成を実現
最終更新日:2024/01/17
サイバーエージェントは、独自の日本語LLMを開発しました。
このAIニュースのポイント
- 130億パラメータまでの開発が完了済みで、広告クリエイティブ制作領域で活用が始まっている
- 保有する大規模な日本語データを活用することで、自然な日本語の文章生成が可能
- 広告制作以外にもLLM活用を推進していく
株式会社サイバーエージェントは、独自の日本語大規模言語モデル(LLM)を開発しました。
このモデルはすでに130億パラメータまでの開発が完了していて、提供する「極予測AI」「極予測TD」「極予測LP」などAIを活用した広告クリエイティブ制作領域のサービスにおいて活用を始めています。
ChatGPTを始めとする生成AI・LLMが世界的に注目を集めており、あらゆる業界において急速に活用が進んでいます。一方、既存のLLMのほとんどは英語を中心に学習されていて、日本語および日本文化に強いLLMは少ない状況です。
このような背景から、サイバーエージェントは独自の日本語LLMを開発しました。保有する大規模な日本語データを活用することで、従来よりも自然な日本語の文章生成が可能です。
サイバーエージェントは「これまでAI技術の社会実装を行う中で培った知見を活かし、広告制作のみならずチャットボットやRPAをはじめとする業界特化型のLLMの構築や、各企業と連携したLLMを活用したビジネス開発の推進等も予定しています」とコメントしています。
出典:サイバーエージェント
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