生成AI

最終更新日:2026/03/13
中国銀行と日立 AI活用協創開始
中国銀行と日立製作所は、融資業務においてAIエージェントを活用し、業務プロセスの自律化を実現するための協創を開始しました。
このニュースのポイント
株式会社中国銀行と株式会社日立製作所は、融資業務においてAIエージェントを活用し、業務プロセスの自律化を実現するための協創を開始しました。

金融機関は融資ノウハウの次世代承継と、業務の効率化・サービス品質向上の両立が求められています。特に、人財リソースが限られる地域金融機関は、顧客対応力を含めたサービスの高度化が重要なテーマです。
現在、融資業務は人手による作業が中心で、業務負荷の増大や属人化による業務品質のばらつきが課題となっています。多くの金融機関で生成AIの導入が進んでいますが、抜本的な解決には、タスクを自律的に遂行するAIエージェントの活用が不可欠です。

中国銀行では、日立の「融資 DX サービス」の導入により、業務負荷の削減に取り組んできました。本協創では、一連の業務プロセスにAIエージェントを連携させ、さらなる抜本的な業務改革を進行します。
業務負荷が高い「与信稟議を上申するための担当者意見の作成」「融資契約後の実行事務作業」「モニタリング時の財務分析」の3つの業務プロセスごとに、各業務特性に応じた統括エージェントを配置。配下に実務エージェントを複数組み合わせることで、複数のAIエージェントが連携して業務の自律化を実現します。
行内システムの構造化データに加え、稟議の添付資料や事務マニュアルなどの非構造化データも活用し、業務の精度と品質の向上を図ります。これら3つの業務プロセスにおいて、人とAIとの協働により、少なくとも年間10,000時間以上の業務時間削減が見込まれます。
将来的には多様な専門性を備えたAIエージェントを拡充し、自律化の対象業務を順次拡大する予定です。これにより、年間数万時間規模の業務時間を削減し、顧客とのコミュニケーションや提案力の増強に人財リソースを集約させ、より高品質で高付加価値な金融サービスを実現します。
日立は、2026年4月から順次「融資DXサービス」にAIエージェントを実装し、各行の業務特性に合わせたチューニングを行い、他の金融機関へも提供します。最終的には、専門性を備えた多岐にわたるAIエージェントを、順次提供する予定です。
さらに、日立は金融機関向けの次世代ソリューション「HMAX Finance」を新たに構築し、新たな価値創造に取り組みます。
今後、中国銀行と日立は、本協創を通じて融資業務の自律化を推進し、行員が高付加価値業務に注力できる環境の実現を目指します。
出典:株式会社中国銀行
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