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最終更新日:2024/01/10
アンドリュー氏 生成AIの未来を語る
2023年7月14日(金)に東京大学安田講堂にて、JDLA主催アンドリュー・ン氏(Dr. Andrew Ng)来日特別講演『「AI活用と人材育成 グローバル最前線」〜生成AI/ChatGPTの先にあるもの〜』が開催されました。これまでAI人材育成の世界の最前線を走ってきたアンドリュー氏が約1,000人の参加者に向けて生成AIにより変わるビジネス・社会の「今」を紹介しました。

冒頭ではこれからの時代は「生成AI」のプロンプトモデルのAIの時代になると紹介しました。2010年から2020年の10年間は「教師あり学習」の時代でしたが、3年後には生成AIの価値が教師あり学習の何倍にもなり、さらに拡大を続けていくと考えられます。
アンドリュー氏は、100年前に電気が誕生した時のようにAIは革新的なもので、人々の生活を変えていく存在だとコメント。AIは「新しい時代の電気」であり、今後より広範囲の領域で活用されていくと述べました。

AIモデルを開発する際にも、生成AIの活用が期待されています。従来の「教師あり学習」での開発では商業的に適応が可能になるまで7か月程度かかっていたものが、生成AIは事前にトレーニングされたモデルを活用するため、数日でAIモデルの開発が可能です。

一方で、生成AIのユースケースを作っていくことが重要だと主張しました。
現在はWebリサーチやインターネット業界などの限定的なところでのAI活用が目立ちます。AIによる小麦収穫時期の最適化など、市場規模の少ない業界での活用は少ない現状です。
しかし、生成AIを活用し、AIエンジニアではない方でも利用できる「ノーコード・ローコード」ツールの市場が拡大することで、従来では難しかった業界への参入や新たなスタートアップの構築、多様な用途のアプリケーション開発などビジネスの広がりが期待できると述べました。

また、今後はテキストベースの生成AIモデルだけでなく「ビジュアルプロンプティング」の活用も大きく広がっていくとコメントしました。

数枚の画像に大雑把にマーキングをするだけで、短期間で画像認識モデルのプロトタイプが作成でき、ビジュアルでの生成AIもテキストベースのモデルを追う形で、急激に成長していくと予想されます。

アンドリュー氏は最後に「AIのリスク」として、現在問題として多く上がる懸念点に関して自身の考えを述べました。AIが持つバイアスや公平性、正確性などの課題は、対応する技術も進歩していくため解決していくと予想しています。
AGI(汎用性人工知能)の登場は数十年も先の話で、AIは人類を脅かすものではなく、感染症や気候変動など人類が直面している危機を乗り越えていくための解決策を導いてくれるものだと主張し締めくくりました。

パネルディスカッションでは、JDLA松尾理事長が生成AIは直感的に利用できるため、AIエンジニア以外も参入をしてほしいとコメント。また、教育や学ぶ方法は時代に合わせて変化していくため、AIなどの悪い面だけ見るのではなく、どうすれば教育に活かせるのかを考えるべきと主張しました。

閉会時には、アンドリュー氏が制作した生成AI短期学習コースの翻訳版のリリースがアナウンスされました。大きな注目を浴びている生成AIを網羅的に学習したい方向けのコースになっており、日本語翻訳は東京大学松尾研究室がサポートし近日公開予定です。
他にもeラーニングサービス「Coursera」にて、アンドリュー氏と松尾理事長が講義を行う「AI for Everyone」も無料で受講が可能です。すべてのビジネスパーソンに向けて、AI・ディープラーニングについてまず「知る」事ができるコースで、実際にアイスマイリーでも講義を受講しました。
AI活用が広がりを見せると同時に、AI人材育成に関しても様々なサービスが増えてきています。それらのサービスを上手く活用することでAIについて正しく理解し、実際にAIに触れてみてはいかがでしょうか。
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