複数種類のAI学習モデルを同時に処理できる産業用PCがリリース
最終更新日:2024/02/02
アナログ・テックは、複数種類のAI学習モデルを同時に処理できる産業用PC『AT-IPCFG004』をリリースしました。
このAIニュースのポイント
- 複数種類のAI学習モデルを同時に処理できる産業用PC『AT-IPCFG004』がリリース
- 高性能AIチップを2基搭載することで、AIの推論機能を拡張できる
- ソースに対して複数のアルゴリズムを同時に適用でき、ユーザーに合わせたカスタムも可能
アナログ・テック株式会社は、複数種類のAI学習モデルを同時に処理可能なAIエッジコンピュータ『AT-IPCFG004』をリリースしました。
Hailoが開発した『Hailo-8™ AIプロセッサ』は、AI処理に特化したアーキテクチャのチップです。データプールとコンピューティングユニットを非常に小さなエリアに配置しており、外部のI/FやI/Oを使用することなく低遅延/低消費電力での処理を実現しています。
AT-IPCFG004は、産業向けの高性能AIチップ『Hailo-8™ AIプロセッサ』を2基搭載。エリア認識と物体認識、物体認識と姿勢推定など、種類の違う学習モデルを入力ソースに対して同時に適用することで、AIの推論機能を拡張できる産業用コンピュータです。
AIのディープラーニングでは、画像、音声、時系列など『扱うデータソースの種類』や、分類、深度推定、物体認識、顔の検出、姿勢の推定などの『分析の用途』に応じて、都度最適なアルゴリズムを選択して適用します。
一般的にエッジ推論では、一つの画像ソースに対して一つの学習モデルが実行されます。一方、AT-IPCFG004は複数のHailo-8™ AIチップを搭載することで、ソースに対して『複数のアルゴリズムを同時に適用する』ことが可能です。
また、産業用途に適した特徴を持っているためHailo-8™を搭載したAT-IPCFG004は、小型で優れた放熱設計のファンレス筐体を採用。耐環境性能に優れ、ラック立架が難しい現場にも導入可能です。
さらに、産業用システムで要求されるRS232/422/485、DIOの汎用インターフェースがオプションで用意されており、ユニバーサルI/OによるPoEや10GbEの拡張、産業用SSDなど産業用グレードへのパーツにも組替えできます。
AT-IPCFG004の仕様がユーザーの利用用途にマッチしなければ、その適合しない個所を状況に合わせてカスタム可能です。これにより、仕様設計の短縮や、ユーザーへの提供リードタイムの短縮が図れます。
出典:PR TIMES
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