AI床洗浄ロボットを開発、アマノとPreferred Robotics
最終更新日:2022/09/27
アマノとPreferred RoboticsがAIを搭載した小型床洗浄ロボット「HAPiiBOT」を開発しました。
このAIニュースのポイント
- アマノとPreferred RoboticsがAI搭載床洗浄ロボットを開発
- AIにより人や障害物を認識し、自動で床洗浄ができる
- これまで小型の手押し洗浄機しか使用できなかった施設にも導入可能
アマノ株式会社と株式会社Preferred Roboticsが開発したAI小型床洗浄ロボット「HAPiiBOT」が10月1日から発売されます。
HAPiiBOTは、20インチ(幅560㎜)のボディに、自己位置認識、画像セグメンテーション(カメラに写った物体を識別する物体認識)といったAI技術を搭載し、人や障害物を認識して自律移動しながら床面を自動洗浄できます。
従来の技術では認識が難しかった床マットなども認識でき、小回りが利くため、通路の狭い食品スーパーなど、これまで小型の手押し洗浄機しか使用できなかった施設にも導入可能です。
また、省電力設計により連続2時間の洗浄ができ、人手不足になりがちな深夜・早朝の清掃作業の自動化が可能になります。
導入にあたっては、清掃対象エリアの外周を最初に登録するだけで、周囲をセンシングしながら施設内の通路を自律移動し、走行可能ルートを自動生成します。
遠隔操作を可能とするクラウドサービス“AMANO Robot Cloud”を同時にリリースし、複数台のロボット稼働状況がリアルタイムに監視できるだけでなく、クラウド上で清掃ルートの変更やマップ連携が可能となり、現場管理者の工数を削減できます。
アマノは売上目標として、2022年度に200台、2023年度に600台を目指すとしています。
出典:アマノ
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