ChatGPT×チャットボットで社内のナレッジ共有や業務効率化を実現 Allganize Japan「Alli」に新機能追加
最終更新日:2024/02/13
Allganize Japanは、AIチャットボット「Alli」の新機能として、ChatGPTを活用した検索サービスをリリースします。
このAIニュースのポイント
- GPT-3.5 APIと企業向け自然言語理解AIを組み合わせ、求める回答を簡潔に要約
- GPT-3.5は2021年までのデータで学習されたAIモデルであるため、最新情報などが反映されていない点が課題だった
- 新機能によって、時間経過に伴って変化する情報についても、最新情報を反映した形で検索結果を提示することが可能
Allganize Japan株式会社は、AIチャットボット「Alli」の新機能として、OpenAI社のChatGPTを活用した企業向けの回答自動生成型の検索サービスをリリースします。
新機能では、OpenAIのGPT-3.5 APIと、Allganizeが保持する企業向け自然言語理解AIの知見や独自技術を組み合わせ、企業内の業務利用に求められる情報ソースの特定を実現し、大量の情報の中から求める回答を総合的に簡潔に要約して提示します。これにより、革新的な企業のナレッジ共有や業務効率化を実現します。
ChatGPTは、人間のような自然なやり取りで論文作成、翻訳など様々なタスクをこなすことで注目を集め、リリースから約2ヶ月で1ヶ月あたりの利用者数が1億人を突破し、ChatGPTの業務活用を検討する企業も増えています。
一方で、GPT-3.5は2021年までの公開データで学習されたAIモデルであるため、最新情報などが反映されておらず、事実関係が不明な情報の中でも自然に応答することなどが課題として指摘されています。また、回答の情報ソースを指定できないことも企業内における活用検討での課題となっています。
Alliの新機能は、ChatGPTの対話型の分かりやすさを活かしたまま、企業活用に求められる「情報ソースの指定と絞り込み」「社内情報への対応」「最新情報への対応」を実現しました。
情報ソースの指定と絞り込み機能では、特定の情報ソースを追加、指定することや絞り込みを可能としたことで、確度の高い回答を提示することができます。また、回答の精度や事実関係を確認できるよう、回答の情報ソースとなる文書やWebサイトをプレビュー表示できる機能を搭載しています。
活用シーンの例として、税制改訂の内容などの最新情報の把握が挙げられます。時間経過に伴って変化する情報についても、この機能を利用することで、最新情報を反映した形で検索結果を提示することが可能です。
出典:PR TIMES
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