生成AI

最終更新日:2024/04/30
エーアイスクエアの生成要約サービスが、auじぶん銀行のコンタクトセンターで採用されました。これにより、VOC分析の高度化や後処理時間削減を実現します。
このAIニュースのポイント
AIを活用した各種ITサービスとコンサルティングを提供する株式会社エーアイスクエアは、auじぶん銀行株式会社のコンタクトセンターにおいて、生成要約サービス「QuickSummary2.0」が採用されたと発表しました。
auじぶん銀行のCS/CX戦略では、「品質の追求」「効率化の推進」「従業員満足の向上」の3つテーマが掲げられています。今回の「QuickSummary2.0」の導入は、VOC分析の高度化、後処理時間削減、KCS(Knowledge-Centered Service)の高度化を目的として行われました。
「QuickSummary2.0」は、エーアイスクエアが独自に開発したAIモデルとChatGPTを組み合わせたコンタクトセンター向け要約サービスです。オペレーター用に使いやすく設計されており、様々なデータの生成要約が取得できる機能を提供します。また、生成要約機能として、Azure OpenAI ServiceやAmazon Bedrock、独自LLMなどを利用し、目的に合わせた複数のプロンプトを提供します。
エーアイスクエアは、生成要約サービスに加えて、音声認識サービス「AI2ASR」も合わせて提供しており、「AI2ASR」はOpenAIが提供する音声認識エンジン「Whisper」をカスタマイズしてエーアイスクエアのクラウド環境上で提供しています。
「AI2ASR」と「Amazon Connect」と連携することで、リアルタイムで音声データを認識し要約することが可能です。
エーアイスクエアは、近年のAIによるコンタクトセンター業界のDX推進に伴い、今後も最新の技術を取り入れ業務改革を支援していくとコメントしています。
出典:PR TIMES
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