生成AI

最終更新日:2024/04/09
シーディーアイのAIを用いたケアマネジメント支援サービス「SOIN」と日本ケアコミュニケーションズのケアマネジャー支援ソフト「ケアマネくん」がシステム連携。
ケアマネージャーの業務負担軽減と介護の「質」の向上に貢献します。
このAIニュースのポイント
CDI社とNCC社は、今回の連携でケアマネジメントの現場にAIを導入することで、業務負担の軽減を図ると同時にAIの学習データを根拠としたケアプランを提案し、ケアマネジャーの業務支援を強化するとともに介護の「質」の向上に貢献します。
具体的には、AIを活用することで、ケアマネジャーがADL・IADL、認知症状等の将来予測、自立支援のためのサービスプランを簡単に参照することができ、自立支援・重度化防止を考慮したケアプランの作成を支援します。また、新人ケアマネジャーの教育ツールとしての役割も期待できます。
「SOIN」はAIが学習した約47万件のケアプランをもとに、要介護者の約1年後の状態を予測。ケアマネジャーの自立支援・重度化防止に向けたケアプラン作成を支援します。
「ケアマネくん」は、居宅介護支援の業務を完全網羅したクラウド型のケアマネジャー支援ソフトで、アセスメントから自動で2表を作成する機能や、外出先でもスマートフォンから記録をとれる「ケアマネくんモバイル」等の便利な機能を備えています。
「ケアマネくん」に連携したAI機能「AI予測くん」を利用することで、ケアプラン作成業務に役立つだけでなく、利用者やその家族への説明資料に活用することができます。「AI予測くん」はCDI社の「SOIN」をベースにしており、対象機能は以下の通りです。
AI用アセスメントに⼊⼒された利⽤者の状態から、約1年後の要介護度と状態の予測を⽰します。
要介護度区分が維持・改善した人が使用したケアプランを集めたデータから、状態が近い人を探し、約1年後要介護度の状態改善の可能性が高いケアプランを提案します。
ケアマネージャーの業務は多岐にわたり、膨大なペーパーワークによる負担が課題とされています。
施設利用者の満足度を上げつつ、業務負担を改善するサービス、人材不足による負担も合わせて解消してくれそうですね。
出典:PR TIMES
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