生成AI

最終更新日:2024/02/29
JR東日本スタートアップ株式会社と株式会社レボーンが、お好みの香りの商品を提案する「香りAIマイスター」サービスの実証実験を実施しました。
「KoKuMiN ペリエ海浜幕張店」にて販売されているシャンプーの香りを調香師がプロファイリング及びデータ化し、来店者の好みの香りのシャンプーをAIが提案するサービスを検証しました。
このAIニュースのポイント
香りAIマイスターには、レボーンが独自開発したアルゴリズムを用いて、普段私たちが使う「さわやか」「フレッシュ」のような香り全体のニュアンスと、調香師やソムリエなどの香りの専門家が「Milky」「Woody」「Herbal」といった具体的な表現で香りをより細かく嗅ぎ分けた評価とを結びつける機能を搭載しています。香りの専門的な表現や分類が分からなくても、感性的なイメージワードから専門的な評価結果による商品マッチングが可能になります。
今回の実証実験では、対象となる全17種類のシャンプーそれぞれに対して、調香師として30年以上のキャリアを持つ香りの専門家が行った評価をAIが学習しました。来店者が香りを表現する上で馴染みのある7つの感性キーワードの期待値を自由に調整し、自分の好みのプロファイルを作成することで、香り感性プロファイルをAIが自動解析、プロの評価に基づいたおススメのシャンプーを3種類提案しました。
好きな香りを定量的に表すことは難しく、香りに関連する商品を選ぶ際の基準は感覚のみに限られているなど、香りの定義は様々あります。今回の取り組みでは、香りの成分分析だけでなく、香りの専門家である調香師が人間の嗅覚を反映させプロファイリングしたデータをAIに取り込み、定量的に表すことで、商品等の香りに関する情報の提供や比較を可能にし、日々の生活の彩りをより豊かにすることを目指しているとのことです。
出典:PR TIMES
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