生成AI

最終更新日:2022/08/08
大阪ガス、日本信号、HACARUSが、地中にあるガス管や水道管などの位置をAIで判定する世界初の「AI自動判定ソフトウェア」を共同開発しました。
2021年10月1日より、日本信号を通じてソフトウェアの販売を開始しています。
このAIニュースのポイント
大阪ガスでは道路の掘削作業を行う際、地中に埋設されたガス管や水道管などを破損させないために、地中レーダーを使用して埋設管の位置を特定しています。しかし、埋設状況によっては判定が難しいケースがあり、埋設管の正確な位置を特定するには一定の経験が必要でした。
今回開発されたソフトウェアでは、地中レーダーの探査画像をAIが自動判定し、埋設管の位置を特定します。熟練作業者の判定方法をAIに学習させることで、高い精度を実現しました。初心者でも簡単に埋設管の位置を特定することが可能となります。既存の地中レーダーに搭載可能なこのソフトウェアは、少量の学習データで高い精度を発揮できる「スパースモデリング」を採用することで開発にかかる時間とコストを低減しています。また、既存の地中レーダーに搭載できるため、機材を買い替えることなく使用できます。
熟練作業者のノウハウをAI化した、道路の掘削作業に役立つ「AI自動判定ソフトウェア」。人的コスト削減などにも繋がり、インフラ業界での需要がますます高まっていきそうですね。
出典:PR TIMES
業務の課題解決に繋がる最新DX・情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
AI製品・ソリューションの掲載を
希望される企業様はこちら