住信SBIネット銀行、不正送金対策のAIモニタリングシステムを自社開発し不正取引の判断を高速・効率化
最終更新日:2022/08/08
住信SBIネット銀行株式会社が、不正送金対策のモニタリング用AIを構築し、自社システムとして導入します。
不正取引の判断を高速化し、犯罪防止に貢献します。
このAIニュースのポイント
- 住信SBIネット銀行が不正送金対策のモニタリング用AIを自社開発
- 最先端の技術を用いて構築されたAIが新たな不正送金の疑いがある事例を随時学習
- 不正取引に係る判断の高速化・効率化を実現し金融機関の業務をサポート
住信SBIネット銀行では、第三者による不正送金を防止するため24時間365日体制で振込のモニタリングを行っています。不正送金の疑いがある取引を高精度かつ効率よく検知することを目的として、従前よりAIを導入しています。
今回、より高度なAI導入のため、自社でもAIを開発し、2020年から2021年にかけて他社製品を含めた複数のAIで実証実験を実施しました。自社AIが最も高精度に不正取引を検知することが確認できたことから、モニタリングシステムにおいて自社AIの導入を決定しました。
この導入により、不正取引に係る判断の高速化と、より精緻な不正送金検知の実現が期待されています。
開発されたAIは最先端の技術を活用して構築されており、新たな不正送金の疑いがある事例を随時学習します。これにより、不正送金を防止するためのモニタリング業務において更なる高度化・効率化を実現します。
今後は自社だけではなく、不正送金防止にニーズのある金融機関への提供等、より幅広い不正取引判別の実現が予定されています。複雑かつ厳重な警戒が必要な金融機関の業務をサポートするシステム、多くの企業にとって需要がありそうです。
出典:PR TIMES
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