フライウィール、EC向けのAI広告配信サービスを提供開始
最終更新日:2022/08/08
株式会社フライウィールが、2022年4月12日、ECモール出品者の販促を支援し、新たな収益を生み出せる広告配信サービス「Conata™ Discovery Ads」の提供を開始しました。
このAIニュースのポイント
- 株式会社フライウィールが広告配信サービス「Conata™ Discovery Ads」の提供を開始
- 購買意欲の高い買い手にAIを通じて自動的に広告を表示
- ECモール出品者の販促を支援し、新たな収益を生み出す広告配信サービス
エンタープライズ企業のデータ利活用を支援する株式会社フライウィールが、2022年4月12日、ECモール出品者の販促を支援し、新たな収益を生み出せる広告配信サービス「Conata™ Discovery Ads」の提供を開始しました。これまでECモールの主な収入源は販売手数料でしたが、広告配信により新たな収益手段を得ることができます。
ECモールやマーケット プレイス事業者が「Conata™ Discovery Ads」を利用すると、サイト内の検索結果などに出品商品の広告を表示できるようになります。配信される広告は、出品中の商品から自動的に生成され、購買意欲の高い買い手にAIを通じて自動的に表示されます。利用開始もその後の操作も非常に簡単なことが大きな特徴です。同時に、日々蓄積される購買や検索データを、売り手(主に出品者やサプライヤー)や買い手(主に利用者やバイヤー)に還元できるようになります。売り手である出品者にとっては販促機会が増え、買い手にとっては、膨大な情報の中から興味がある商品や関連する情報が取得しやすくなり、双方に嬉しい仕組みです。
「Conata™ Discovery Ads」は、データ価値最大化を目的としたデジタルビジネスプラットフォーム「Conata(コナタ)™」に搭載された製品群のひとつです。公開に先立ち、株式会社SynaBizが運営する国内最大級のBtoB卸マーケットプレイス「NETSEA」が先行導入したところ、従来の広告と比較して宣伝商品の売上指標であるCVR(Conversion Rate)が7倍、広告枠の売上比が5.5 倍上昇しました。
海外の事例では、Amazon社がスポンサープロダクト広告としてサービス提供しています。広告売上も堅調に伸びていることから(310億ドル/2021年、年成長率32% )、Eコマース業界において成長が見込まれる事業機会とされています。
フライウィールは「デジタルビジネスプラットフォーム「Conata」を通じて、今後もデータの専門性に関わらず、データをエネルギーにできる世界を目指す」と伝えています。AIの進化や広告配信事業が一般化していく中で、どのように収益を得ていくかが今後の事業成長に関わるポイントとなりそうです。
出典:PR TIMES
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