コグスマート、認知症リスクを可視化するソフトウェア「BrainSuite」で中東市場を開拓へ
最終更新日:2023/01/31
コグスマートは、AIによる認知機能低下リスク分析と対策アドバイスを可能にした脳ドッグ用ソフトウェア「BrainSuite」を、ドバイで開かれるヘルスケア総合見本市「Arab Health」に出展すると発表しました。
このAIニュースのポイント
- AIによる認知症対策プログラムの「BrainSuite」がドバイで開催のヘルスケア見本市「Arab Health」に出展
- 中東・北アフリカ地域で、急速な認知症患者の増加が見込まれており、中東認知症対策が重要視されている
- コグスマート社とジャミール商事は、共同でモロッコ国内での認知症市場調査をし特性の把握を進めていく
株式会社コグスマートは、AIによる認知機能低下リスク分析と対策アドバイスを可能にした脳ドッグ用ソフトウェア「BrainSuite」を、今回事業展開で連携するジャミール商事とともに、1月30日からドバイで開かれるヘルスケア産業の総合見本市Arab Healthに出展します。
「BrainSuite」は、頭部MR画像のAI解析技術等を利用することで海馬の体積や萎縮程度を測定・評価し、同性・同世代と比較した脳の健康状態を可視化します。また、受検者にはBrainSuite専用会員ページが用意され、脳の健康維持・改善方法についてアドバイスを提供し、30代から70代の幅広い年齢層を対象に、「生涯健康脳」の実現を最新の脳医学の観点からサポートする認知症対策プログラムです。
認知症で最も多いアルツハイマー型認知症は、遺伝的素因のみならず、食事、運動、睡眠、ストレスなどの生活習慣要因が重なって発症する、いわば「生活習慣病」であることが判っています。最新の研究では、個人の生活習慣などの改善や努力で変えられる認知症リスクの要因はおおよそ40%を占めるといわれており、アルツハイマー型認知症の海馬の萎縮は、早い人では30代から始まり、生活習慣要因によっては加齢性変化以上に萎縮が加速します。認知症予防を効果的に考える場合、30代や40代といった早期段階から生活改善を始めることが重要とされています。
今回、中東・北アフリカ地域で認知症患者が急速に増加していることや、「BrainSuite」を中東やその他関連諸国の医療機関に導入を目指していくことを背景として、コグスマートとジャミール商事は中東地域のヘルスケア産業総合見本市「Arab Health」に出展します。また、市場調査も行う予定で、モロッコ国内の医療機関にて「BrainSuite」を試験運用し、認知症予防の普及にむけた情報収集を目指します。
コグスマートは「今回のArab Health出展や市場調査を通じて、ジャミール商事と共に、中東やその他関連諸国での事業展開に向け取り組んでいきたいと考えています」とコメントしています。
出典:PR TIMES
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