AI開発のスペースデータ社がシードラウンドで約14億円の資金調達を実施
最終更新日:2024/01/25
スペースデータ社が、シードラウンドとして複数の投資家から総額14.2億円の資金調達を完了したことを報告しました。
このAIニュースのポイント
- スペースデータ社がシードラウンドとして複数の投資家から総額14.2億円の資金調達を完了
- 出資した投資家や企業には、宇宙フロンティアファンドや前澤友作氏などが名を連ねる
- メタバースやデジタルツインの需要に対応し、様々なソリューションを提供していく予定
「テクノロジーで新しい宇宙を作る」をビジョンに掲げるスペースデータ社が、シードラウンドとして複数の投資家から総額14.2億円の資金調達を完了したことを報告しました。外部からの増資による資金調達は今回が初めてです。投資家には、piral Capital、宇宙フロンティアファンド、前澤友作氏、MZ Web3ファンドなどが名を連ねています。
スペースデータ社は、衛星データと3DCG技術を活用してバーチャル空間に現実そっくりの仮想世界を自動生成するAIを開発しています。
人工衛星から取得した地上の静止画像と標高データに機械学習を行い、地上の構造物を自動で検出・分類・構造化した上で、AIに地上の3Dモデルを自動生成させ、3DCG技術によって石・鉄・植物・ガラスなどの細かな材質も自動的に再現。これらを一つのシステムとして統合することで実現しています。
従来の3D地球儀は衛星写真や航空写真を3Dモデルに貼り付けた形で供されることが一般的でした。しかし、この方法だと俯瞰的な視点での地上を再現するのには適していますが、人間が歩く一人称視点では写真の解像度が足りず劣化してしまい、VR・ゲーム・映像制作・自動運転など高度なビジュアルが求められる領域では活用が進んでいませんでした。
この度、スペースデータ社が開発したAIアルゴリズムは、従来の3D地球儀が苦手とする人間視点(一人称視点)での3Dモデルを自動生成することを得意としています。近い距離でも景観が劣化しにくいためVRやゲームや映像制作といった三次元空間を人間の視点で動き回るような用途にも活用しやすいのが特徴です。また、衛星データに機械学習をかけて物体の種類・形状などの地上の構造物の意味をシステムに理解させた上で3Dモデルとして再変換をかけているため、物体に近づいても景観を劣化させずに表現することが可能になっています。
この技術は、メタバースやデジタルツインといった3D仮想空間技術やVRやゲームなどの消費者向け需要、都市開発や自動運転などの大企業の需要、防衛防災や宇宙開発などの国家の需要まで、さまざまな需要に対応していけます。
スペースデータ社は、今回調達した資金によって、世界中で急拡大するメタバースやデジタルツインの需要に対応して、様々なソリューションを企業や行政向けに提供していく予定です。
出展:PR TIMES
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