AI電話予約応対サービスがコロナ禍で増加する飲食店の電話対応負荷を軽減
最終更新日:2024/03/05
飲食店向け予約管理システム「ebica」を運営するエビソルは、LINEと共同開発したAI電話予約応対サービス「AIレセプション」の電話対応件数が20万件を突破したことを発表しました。
このAIニュースのポイント
- エビソルがLINEと共同開発したAI電話予約応対サービス対応件数20万件を突破
- サービスリリースによって24時間365日電話予約の受付が可能に
- 電話対応にかかる時間が大幅に削減され、接客に割ける時間が増加
飲食店向け予約管理システム「ebica」を運営するエビソルは、LINEと共同開発したAI電話予約応対サービス「AIレセプション」の電話対応件数が20万件を突破したことを発表しました。
「AIレセプション」は、エビソルがLINEのAIソリューション「LINE AiCall」と協働して開発した飲食店におけるAI電話予約応対サービスです。飲食店向けクラウド型予約管理システム「ebica」の空席データと連携することで、これまで自動化が難しかった来店当日の直前予約や予約内容の確認の応対を含め、24時間365日、電話予約の受付が可能となりした。
飲食業界では、ネット予約普及の一方で、当日のネット予約を受け付けていない飲食店の割合がまだまだ多いことや、消費者の来店直前の電話による空席確認が未だ習慣化していることから、依然として全予約の50%近くを電話予約が占めています。
また、長期化するコロナ禍を受け、まん延防止等重点措置の解除以降、飲食店への電話が解除前と比較して160%増加、特に人気居酒屋チェーンA社では378%増加しているなど、「AIレセプション」の需要が急速に高まっています。
「AIレセプション」導入店
- 株式会社物語コーポレーション「寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵」業態
- 俺の株式会社「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」などの各業態
- 株式会社ゼネラル・オイスター「ガンボ&オイスターバー」をはじめとする各業態
- 株式会社平城苑「平城苑」
- その他大手飲食チェーンや個人経営の飲食店等
都内企業が運営する洋食レストランでは、店舗の電話不応答率が「AIレセプション」導入後61.4%から3.0%にまで減少しました。ユーザーの来店機会損失を防ぎながら、特にピークタイムにおいて店舗スタッフが電話対応にかかる時間を大幅に削減。これにより、来店しているユーザーへの接客にあたる時間の増加につながっています。
2020年10月1日のサービスリリース以降、すでに約1,000店舗の飲食店でサービスが利用されており、AIスタッフ“さゆり”による飲食店の電話対応件数が20万件を突破しました。コロナ禍をきっかけとし、AI技術の進化と導入がさらに加速しています。
出典:PR TIMES
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