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三井住友建設、AIが倒木・落枝リスクを自動判定する「tree AI」の基本システム開発を完了

最終更新日:2026/01/16

AIで倒木・落枝リスクを自動判定

三井住友建設は、AIを活用して倒木や落枝による事故防止に寄与する、樹木リスク評価システム「tree AI(ツリーアイ)」の基本システム開発を完了しました。

このニュースのポイント

  • 三井住友建設、樹木リスク評価システム「tree AI」の基本システム開発を完了
  • AIの画像解析技術を活用し、倒木・落枝の恐れがある危険木のスクリーニングを簡易に実施
  • 今後は、評価対象の順次拡大や診断精度の向上、さらなる機能強化に向けて開発を継続

三井住友建設株式会社は、AIを活用して倒木や落枝による事故防止に寄与する、樹木リスク評価システム「tree AI(ツリーアイ)」の基本システム開発を完了しました。

「tree AI」は、樹木医などの専門家が目視で行っている樹木の初期リスク評価をAIの画像解析技術を活用し、倒木・落枝の恐れがある危険木のスクリーニングを簡易的に行えます。開発中のデジタル管理台帳に評価データを蓄積し可視化することで、データに基づいた計画的な樹木管理を支援します。

特徴として、樹木に関する専門知識がなくても撮影するだけでAIが倒木リスクを評価できる点が挙げられます。樹木一本あたり数分で評価が可能で、誰でも簡単に大量の樹木をチェックできます。

また、点検結果は自動で地図データと連携したデジタル台帳に反映できるため、管理の手間を大幅に軽減します。「tree AI」は、インターネットに接続されたスマートフォンやタブレットなどから利用可能です。

本システムは2025年7月に国土交通省の「令和7年度 民間提案型官民連携モデリング事業」に選定され、京都府木津川市を対象として導入に向けた調査事業に取り組んでいます。10月には宮崎県都城市の「都城市DXチャレンジプロジェクト」にも選定され、実証事業にも着手しました。

現在は、20を超える自治体や民間企業などから、実証実験の実施や過去の診断データの提供などの協力を受けており、これらをAIの学習用データとして蓄積し、基本システムのさらなる精度向上に取り組んでいます。

今回、AIによる樹木リスク評価に向けた基盤として、「樹勢」「樹皮の状態」「キノコ」の3項目において評価機能の開発が完了しました。今後は「開口空洞」「枯枝」の評価対象にも順次拡大し、診断精度の向上を図りながら、さらなる機能強化に向けた開発が継続して実施されます。

三井住友建設は、本システムの事業化に向けて、まずは2026年度にデジタル台帳の先行販売を開始し、その後、2027年度にAIリスク評価システムを加えた製品販売を目指すとしています。

出典:三井住友建設

AIsmiley編集部

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