生成AI

最終更新日:2026/01/09
NVIDIA 自動運転開発を加速
NVIDIAは、次世代自動運転車(AV)開発を加速させるために設計されたオープンAIモデル、シミュレーションツール、データセットから構成される「NVIDIA Alpamayo」ファミリーを発表しました。
このニュースのポイント
米NVIDIA社は、次世代自動運転車(AV)開発を加速させるために設計されたオープンAIモデル、シミュレーションツール、データセットから構成される「NVIDIA Alpamayo」ファミリーを発表しました。
自動運転車は、膨大な範囲の条件下で安全に動作することが求められます。「ロングテール」と呼ばれる、稀に発生する複雑な状況は、自律システムが安全に学習すべき最も困難な課題の一つです。
従来のAVアーキテクチャでは、認識と計画が分離されており、新たな状況や異常な状況が発生した場合、拡張性が制限される可能性があります。
近年のエンドツーエンド学習は著しい進歩を遂げていますが、こうした「ロングテール」のような状況を克服するには、モデルが学習経験の範囲外に直面した際、因果関係を安全にリーズニングできるモデルが必要になります。
今回発表された「Alpamayo」ファミリーは、思考の連鎖(CoT)に基づくリーズニングベースの視覚言語行動(VLA)モデルを用意し、AVの意思決定に人間に近い思考を導入しています。
このシステムにより「ロングテール」などの稀な状況であったり、新たな状況でも段階的に検討し、運転能力と説明可能性を向上させています。
また「Alpamayo」は、オープンモデルとシミュレーションフレームワーク、データセットという3つの基本的な要素を統合しています。
100億個のパラメータを持つアーキテクチャの「Alpamayo 1」は、AV研究コミュニティ向けに設計されたCoTリーズニングVLAモデルです。「Alpamayo 1」では、オープンモデルウェイトとオープンソースの推論スクリプトが提供されます。
オープンソースのエンドツーエンド、シミュレーションフレームワークである「AlpaSim」と、AV向けの大規模オープンデータセット「Physical AI Open Dataset」も公開されており、これらのツールを組み合わせることで、リーズニングベースのAVスタック向けに自己強化型開発ループが実現されます。
NVIDIA 創業者 / CEO ジェンスン フアン 氏は、「Alpamayoは自動運転車にリーズニング能力をもたらし、稀なシナリオを熟考させながら、複雑な環境でも安全に運転し、運転判断を説明することを可能にします」とコメントしています。
出典:NVIDIA
業務の課題解決に繋がる最新DX・情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
AI製品・ソリューションの掲載を
希望される企業様はこちら