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Qwen(クウェン)とは?使い方やかかる料金を詳しく解説

最終更新日:2026/01/16

Qwen(クウェン)とは?使い方やかかる料金を詳しく解説 Qwen(クウェン)とは?

生成AIが進化するのはよいけれど、新しい生成AIができたり、機能が増えたりするたびに操作方法を覚え直すのに手間がかかり困っている人はいませんか?

生成AIは単機能から多機能へと徐々に進化し、使いこなせれば1つの生成AIで文章、画像、動画とさまざまなコンテンツを効率よく制作できるようになりました。

一方で進化のスピードが速いため、生成AIを使った業務に慣れた頃にはまた新しい操作方法を学び直す必要があり、時間や学習コストが負担になっていることも少なくないでしょう。

この記事ではそんな人におすすめの生成AI、Qwenについて詳しく解説します。

Qwen(クウェン)とは?

画像出典:Qwen公式ホームページ

Qwen(クウェン)とはアリババクラウドが開発し2023年9月に初公開された生成AIです。

Qwenは、自然言語理解や文章生成に加え、画像認識、音声理解、ツールの利用、ロールプレイ、AIエージェントとしての動作など、幅広いタスクに対応できます。

ただし2025年12月現在、動画生成を行うことはできません。(今後のアップデートにより変更される可能性があります)

公式ホームページにアクセスすると上記画像のように非常にシンプルなUIデザインとなっているため、初心者の人でも直感的に操作できるでしょう。

Qwenとよく比較される生成AIとの違いをご紹介します。

QwenとChatGPTの違い

QwenとChatGPTの機能には、以下のような違いがあります。

機能 Qwen ChatGPT(GPT-5)
文章生成
専門的・技術的な文章生成
画像認識
(画像の説明・分析)
画像生成 △(モデル・環境による)
動画認識
(内容の理解・要約)
◎(強み)
動画生成 × ◎(sora等)

QwenとChatGPTは双方高性能なAIですが、文章生成と画像生成において少しずつ得意分野に違いがあり、動画生成ができないのが共通しています。

用途に応じて、技術寄り・論理重視の文章生成はQwen、SEO・説明・教育コンテンツ向けの記事作成はChatGPTといった形で使い分けるとよいでしょう。

QwenとGeminiの違い

QwenとGeminiの機能には、次のような違いがあります。

機能 Qwen Gemini
文章生成
専門的・技術的な文章生成
画像認識(画像の説明・分析)
画像生成 △(モデル・環境による)
動画生成 ×

QwenとGeminiは双方高性能なAIですが、得意分野がそれぞれ異なります。

Qwenは技術寄りで論理的な文章生成や画像認識、Geminiは文章生成、画像生成、動画生成と幅広いコンテンツ制作ができるのが強みです。

分析を主としたタスクにはQwen、コンテンツ生成にはGeminiといった形で使い分けるとよりそれぞれの良さを発揮できるでしょう。

QwenとClaudeの違い

QwenとClaudeの機能には、以下のような違いがあります。

機能 Qwen Claude
文章生成
専門的・技術的な文章生成
画像認識(画像の説明・分析)
画像生成 △(モデル・環境による) ×
動画生成 × ×

Qwenはマルチモーダル対応を意識した設計である一方、Claudeは文章生成や長文理解に強みを持つのが特徴です。

複数のタスクを同時進行で進めたいならQwen、文章作成のタスクに特化したいならClaudeをといった形で使い分けるのがおすすめです。

Qwenのモデル別の特徴

Qwenには複数のモデルがあり、それぞれ用途や規模が異なります。

Hugging Faceには「Qwenコレクション」というモデルの種類を整理したページがあり、それぞれのモデルの詳細を見られるようになっています。

Qwenにおける主なモデルの系統は以下の通りです。

モデルの系統 概要
Qwen3系
  • 最新世代の大規模言語モデルで文章生成や高度な推論に対応
Qwen3-VL
  • テキストと画像を同時に扱える視覚・言語対応モデル
Qwen3-Omni
  • テキスト・画像・音声を統合的に扱えるマルチモーダルモデル
Qwen-Image
  • 画像生成や画像編集に特化したモデル
Qwen3-Embedding
  • 検索や類似度計算向けの埋め込みベクトル生成モデル
Qwen2 / Qwen2.5
  • 過去世代のモデルで現在も一部用途で利用されている
Qwen1.5 / Qwen
  • 初期モデルで現在は主に参考・検証用途で用いられる

現在使用されているQwenの主なモデルを3つご紹介します。

Qwen3

Qwen3の主な特徴は次の通りです。

項目 概要
モデル構成 小規模なDenseモデルと大規模なMoE(Mixture-of-Experts)モデルを提供
モデル規模 0.6B〜32Bの小〜中規模モデルに加え、30B-A3B、235B-A22Bの大規模モデルに対応
モード 論理推論・数学・コード生成向けの「思考モード」と、汎用チャット向けの「非思考モード」を切り替え可能
推論性能 数学・コード生成・論理推論において従来のQwen2.5やQwQを上回る性能
対話性能 創作、ロールプレイ、複数ターン対話、指示理解に優れ自然な会話が可能
エージェント機能 外部ツール連携に強く、複雑なエージェントタスクにも対応
多言語対応 100以上の言語・方言に対応し、多言語指示理解や翻訳が可能

Qwen3では文系分野に強いモデルと理系分野に強いモデルをそれぞれ独立して存在させるのではなく、文章生成や創作と、論理推論・コード生成といった用途をモードで切り替えて使えるようにしているのが特徴的だと言えます。

Qwen3は、文章生成から推論・コード生成まで、文系と理系をまたいだタスクを1つのモデルで扱いたい人におすすめです。

参考:Qwen公式ドキュメント「Qwenへようこそ!」

Qwen3-VL

Qwen3-VLはテキスト・画像・動画のマルチモーダル理解に優れたモデルで、Qwen3と同じくDenseモデルとMoEモデルから、処理速度と品質のバランスに応じて選んで使用できます。

Qwen3-VLの強みは以下の通りです。

項目 概要
純粋なテキスト理解能力の大幅な向上 場合によっては、同規模のテキスト専用モデルを上回る性能を示す
長文理解能力の強化 長文ドキュメントや長時間動画においても、情報の保持・検索・相互参照を正確に行える
高度なマルチモーダル推論能力 単一画像、複数画像、動画タスクにおいて各種ベンチマークでトップクラスの性能

Qwen3-VLは、長文理解や画像・動画からの推論など、インプットやプロンプトの深い理解が必要なマルチモーダルタスクを行いたい人におすすめです。

参考:Hugging face「Qwen3-VL技術報告書」

Qwen3-Omni

Qwen3-Omniは、テキスト・画像・音声・動画において最先端の性能を持つマルチモーダルモデルです。

単一のマルチモーダルモデルでありながら、テキスト・画像・音声・動画の各分野において、単一モーダルモデルと比べても性能が劣っておらず、特に音声に強いのが特徴的だと言えるでしょう。

Qwen3-Omniは、テキスト・画像・音声・動画という異なる種類の情報を同時に処理・理解させたい人におすすめです。

参考:Hugging face「Qwen3-Omni技術報告書」

Qwenの使い方

画像出典:Qwen公式ホームページ

Qwenの使い方を、文章生成、画像生成、音声を扱う方法の3つに分けて解説します。

公式ページにアクセスすると上記画像のようなCAPTCHA認証が表示されることがあるため、指示に従いましょう。

Qwenで文章を生成する方法

Qwenで文章を生成する手順は次の通りです。

  1. Qwenの公式ホームページにアクセスする画像出典:Qwen公式ホームページ
  2. 左上のプルダウンから使用したいモデルを選ぶ(画像では文章生成に強い「Qwen3」を選択)画像出典:Qwen公式ホームページ
  3. プロンプトを入力する(画像では「Qwenが人間だとしたら行いたい自己紹介を200文字で書いてください。」と入力しています)画像出典:Qwen公式ホームページ
  4. ↑ボタンをクリックする画像出典:Qwen公式ホームページ

Qwen3は多言語対応が可能なモデルのため、日本語でプロンプトを入力してもスムーズに文章を生成してくれます。

Qwenで画像を生成する方法

Qwenには「Image Generation(画像生成)」と「Image Edit(画像編集)」の2種類の画像機能があります。

ここでは画像生成の手順をご紹介します。

  1. 左上のプルダウンから使用したいモデルを選ぶ(画像では画像生成に対応した「Qwen3-VL」を選択)画像出典:Qwen公式ホームページ
  2. 「Image Generation」をクリックする画像出典:Qwen公式ホームページ
  3. プルダウンで画像のアスペクト比を設定する(画像では3:4で設定)画像出典:Qwen公式ホームページ
  4. プロンプトを入力する(画像では「Qwenが人間だとしたらどのような人物かアニメ風の自画像で教えてください。」と入力)画像出典:Qwen公式ホームページ
  5. ↑ボタンをクリックする(画像ではログインまたはサインアップを求めてきている)画像出典:Qwen公式ホームページ
  6. 完成画像出典:Qwen公式ホームページ

Qwenではログインまたは新規登録後、Image Generation機能を利用することで高品質な画像を生成できます。

Qwenで音声を扱う方法

Qwenで音声を扱う手順は次の通りです。

  1. 左上のプルダウンから使用したいモデルを選ぶ(音声対応モデルの「Qwen3-Omni」が表示されなかったため、代替として「Qwen3」を選択)画像出典:Qwen公式ホームページ
  2. 中央のプロンプト入力枠の「+」をクリックして表示されるプルダウンの中から「Upload Audio」を選択する画像出典:Qwen公式ホームページ
  3. 音声データをアップロードし、プロンプトを入力する(音声データには「SEOとは何でしょうか?」と録音し、プロンプトでは「この音声の指示に従って、200文字程度の説明文を作成してください。」と指示)
    画像出典:Qwen公式ホームページ
  4. ↑ボタンをクリックする(画像ではログインまたはサインアップを求めてきている)画像出典:Qwen公式ホームページ
  5. 完了画像出典:Qwen公式ホームページ

SEOについて適切な説明ができており、Qwenが音声をしっかりと認識して回答をしているのがわかります。

Qwenの安全性について

近年AIの安全性について不安を感じる人も増えてきていますが、Qwenは提供地域の法規制やガイドラインに沿って運営されています。

どの生成AIを利用する際も同じですが、業務や個人利用で活用する際はサービス提供国や運営主体、データの取り扱い方針を理解したうえで利用することが重要です。

Qwenに限らず海外の生成AIサービスを利用する場合は、業務内容や情報の重要度に応じて利用するかどうかを慎重に判断することが大切だと言えるでしょう。

Qwenの利用にかかる料金

Qwenの利用にかかる料金は、入力(input)トークンと出力(output)トークンの合計に応じて決まります。

Alibaba Cloud「モデル呼び出し価格」のページにはモデル別に入力トークンと出力トークンの単価が記載されているため、使いたいモデルが決まっている人はあらかじめ確認しておきましょう。

またQwenには中国本土版とインターナショナル版がありますが、インターナショナル版の場合Model Studioを有効化した後、一部のモデルに有効期限つきの無料クォータが付与されています。

そのため、お試し利用をしたい人は自分の使いたいモデルが無料クォータ付与の対象となっているかどうかを公式ページで確認してから利用することをおすすめします。

参考:Alibaba Cloud「モデル呼び出し価格」

参考:Alibaba Cloud「新規ユーザー向けの無料クォータ」

まとめ

Qwen(クウェン)とはアリババクラウドが開発し2023年9月に初公開された生成AIです。

この記事も参考にして、文章や画像の生成、音声理解などQwenの強みを業務に役立ててみてください。

アイスマイリーでは、生成AI のサービス比較と企業一覧を無料配布しています。課題や目的に応じたサービスを比較検討できますので、ぜひこの機会にお問い合わせください。

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