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最終更新日:2025/10/02
ソフトバンクは、AIスタートアップ企業を対象に、AIモデルの開発や事業化を支援するプログラム「AI Foundation for Startups」の提供を開始しました。
このニュースのポイント
ソフトバンク株式会社は、AIモデルの開発や事業化を支援するプログラム「AI Foundation for Startups」を、2025年10月1日に提供開始しました。対象は、AIを活用した革新的なアイデアや技術を持つスタートアップ企業です。
「AI Foundation for Startups」プログラムでは、スタートアップ企業の事業フェーズに応じて3つのプランを提供します。
パイロットユーザー向けプランは、AIサービスやプロダクトの開発へ向けて、AIモデルの初期構築やプロトタイプの検証に取り組む企業を対象にした支援プランです。
このプランでは、NVIDIA GPUおよびNVIDIAのネットワーキングと、ソフトウエアを搭載したAI計算基盤「NVIDIA DGX A100」システム1台および周辺機器一式を、最大60日間無償で提供します。
開発・検証ユーザー向けプランは、AIサービスやプロダクトの実装に向けて、AIモデルの開発・検証やPoC(概念実証)に取り組む企業を対象にした支援プランです。
対象企業には、「NVIDIA DGX A100」システムと「NVIDIA DGX H100」システム、および周辺機器一式を、安価で提供。利用する企業は、システムを自社専用のリソースとして1台から複数台まで柔軟に利用できる他、開発環境を自由にカスタマイズすることが可能です。
さらに、AIモデルの開発やPoCをより効率的かつ実践的に進められるよう、事業との親和性が高い企業や研究機関とのマッチングによるパートナーシップ構築の支援も行います。
事業拡大ユーザー向けプランは、AIを活用したサービスやプロダクトの商品化及び事業拡大を目指して、大規模な計算リソースによるAIモデルの開発・追加学習を進める企業を対象にした支援プランです。
対象企業に対してソフトバンクが出資を行い、「NVIDIA DGX A100」システムと「NVIDIA DGX H100」システムの、実質的なコストを抑えた利用が可能です。また、顧客開拓支援として、ソフトバンクの顧客ネットワークや販売チャネルを活用し、AIモデルやプロダクトの市場展開をサポートします。
ソフトバンクは、本プログラムを様々な業種のスタートアップ企業へ向けて展開していきます。子会社のSTATION Ai株式会社(ステーション・エーアイ)と協力して、日本最大規模のオープンイノベーション拠点「STATION Ai」入居企業に対しても、本プログラムの活用を促進します。
出典:SoftBank
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