生成AI

最終更新日:2025/08/01
みずほFGとソフトバンクは、AGI時代を見据え、AI領域で戦略的包括提携契約を2025年7月16日に締結しました。みずほFGは、ソフトバンクとOpenAIが共同開発を進める「Cristal intelligence」を導入予定です。
このニュースのポイント
株式会社みずほフィナンシャルグループとソフトバンク株式会社は、来たるAGI(汎用人工知能)時代を見据えた戦略的包括提携契約を2025年7月16日に締結しました。
本契約に基づき、みずほFGは、ソフトバンクとOpenAIが共同開発を進める、個々の企業のシステム・データを統合し企業ごとにカスタマイズされた最先端AI「Cristal intelligence」を、金融業界で初めて導入する予定です。
みずほグループは、顧客・社会問題を起点に、最先端AI技術を活用し「最高の顧客体験」「オペレーショナルエクセレンス」の実現と、2030年度までに、2024年度対比で3,000億円程度の効果発現を目指します。
具体的な取り組みとして、法人の顧客を中心に、24時間365日、AIが膨大な取引データや市場動向等を解析し、即時に最適な融資や経営アドバイス等を利用できるサービスと、顧客の希望に応じて担当者に相談できる体制を構築し、新しいユーザー体験の実現を目指します。
また、みずほグループとソフトバンクは、みずほグループが独自に所有するデータやナレッジと、ソフトバンクの最新のAIやデジタル技術、業務プロセス改革に関するノウハウを活用し、業務の標準化・高度化・自動化の加速による課題解決を推進します。
さらに両社は、ソフトバンクの子会社であるSB Intuitions株式会社が開発を進める日本語特化型の大規模言語モデル(LLM)「Sarashina」を基盤に、金融に特化したLLMの研究開発を開始します。
みずほグループとソフトバンクは、AGI時代に向けて、金融業界における「Cristal intelligence」などの最先端AI技術の活用を加速し、金融業界へ幅広く展開することでユーザー体験の変革と抜本的な生産性の向上とともに、顧客および社会への一層の貢献を目指します。
業務の課題解決に繋がる最新DX・情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
AI製品・ソリューションの掲載を
希望される企業様はこちら