生成AI

最終更新日:2025/07/02
Laboro.AIは、マーケティング業務向けの対話型生成AIエージェント「未来リサーチ(TM)」の開発開始と、事前登録受付を発表しました。2025年秋のサービス提供を予定しています。
このニュースのポイント
株式会社Laboro.AIは、新たに対話型生成AIエージェント「未来リサーチ(TM)」(商標・特許出願中)を開発開始し、事前登録の受付を6月18日より開設しました。社内実証を経て、2025年秋にサービスを開始予定です。
未来リサーチ(TM)は、「リサーチ発想のアイデア拡張コレクション」をコンセプトに、マーケティングにおける「アイデアの枯渇」や「仮説検証の難しさ」といった課題の解決を支援する、複数のアプリケーションから構成される対話型生成AIです。
本プロダクトは「リサーチ発想のアイデア拡張コレクション」をコンセプトに、複数のAIエージェントを通じて一連のマーケティング調査〜企画までを支援します。初期提供は4カテゴリー5アプリケーションで、将来的には15アプリまで拡充を計画しています。
AIエージェントは、コンサルタント、消費者、リサーチャー、プランナーといった役割をそれぞれ担い、ユーザーはAIからの質問に答えるだけで、調査・レポート・企画書作成まで自動で完結します。
各エージェントが自律的に役割を実行することから、顧客は基本的にAIコンサルタントから投げ掛けられる質問に答えるだけで、レポートや企画書の作成までを完結できます。
主な機能として、未来時間の消費者に対するインタビューや市場調査、消費者の無意識下にある購買プロセスの可視化、Webアンケートの仮想実施、企画のブレインストーミングなどが可能です。これにより、新商品やサービスの企画、新規事業開発、広告宣伝、プロモーション施策の立案において、先見的な発想や深いインサイトに基づく提案が実現します。
これにより、新商品やサービス企画、新規事業企画、広告宣伝、プロモーション、販売促進等のマーケティングの各種企画業務において、時間を先取りした企画の立案や、潜在化された消費者インサイトに基づく深いアイデア創出が可能になります。
なお、各アプリケーションは、マーケティングや消費者行動研究の専門的知見に基づいて開発されているため、単なる言葉の生成ではなく、実務で価値ある企画導出を提供します。
未来リサーチの提供により、マーケティング担当者に潜在化されたアイデアやインサイトを、生成AIの圧倒的な創造力を活かすことを通して言語化・明示化し、マーケティング活動の上流にあたる各種企画業務のバリューアップに貢献します。
例えば、アプリ「未来グループインタビュー」では、未来の消費者を生成し、AIファシリテーターがグループインタビューを仮想的に実施します。「未来エスノグラフィ」では、1年後、3年後、5年後の市場にリサーチャーを仮想派遣し、行動観察調査を行います。「買い物脳スコープ」では、消費者が広告に接触してから購買に至るまでの意思決定プロセスを可視化し、無意識下のインサイトを発見します。
可視系アプリ「買い物脳スコープ」では、消費者行動論の理論に基づき、消費者が広告情報を受け取ってから購買に至るまでに脳内で行われた意思決定プロセスを仮想的に言語化します。AIコンサルタントのヒアリングに基づいてターゲット像を設定すれば、リサーチャーが消費者の脳内を探ります。無意識下にある消費者インサイトの発見やプロモーション施策の企画立案に適しています。
さらに、「仮想Webアンケート」は、調査設計から実施、レポート・企画書の生成までを数分で完了し、短時間でのニーズ把握や企画検証を支援します。
企画系アプリ「“3%だけ”進化させる新商品アイデア」では、流行を予測しユーザーに与えられた商品・サービスの改善アイデアを創出します。AIコンサルタントのヒアリングに基づいて改良の目的や方向性を回答後、プランナーが自動で企画案を作成。既存商品の良さを活かした新商品企画のアイデアを創出します。
未来リサーチ(TM)は、マーケティングや消費者行動研究に関する専門知見をベースに開発されており、単なる文章生成ではなく、実務に直結する価値あるアウトプットを提供します。これにより、マーケティング担当者の企画業務を高度化し、上流工程における意思決定の質を高めることが期待されます。
出典:PR TIMES
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