三菱UFJ銀行、AI分析を活用した省エネ支援サービスにより電気の使用量を削減
最終更新日:2024/12/03
三菱UFJ銀行はエネットと協働し、今冬から三菱UFJ銀行全国約200か所の施設において「Enneteye(エネットアイ)」を活用した省エネ活動を開始しました。
このニュースのポイント
- 三菱UFJ銀行がエネットと協働し、全国約200か所の施設において「Enneteye」を活用した省エネ活動を開始
- AI分析とエネットの省エネノウハウを組み合わせることで、各施設の状況に応じた適切な省エネ対策が可能に
- 省エネカルテによる電力使用状況の可視化を進めていき、行員の省エネに対する意識を向上
株式会社三菱UFJ銀行は株式会社エネットと協働し、カーボンニュートラル実現と持続可能な事業経営を両立するべく、今冬から三菱UFJ銀行全国約200か所の施設において「Enneteye(エネットアイ)」を活用した省エネ活動を開始します。
「Enneteye」は各施設の電力データを自動的に収集し、AI・データ分析により、電力使用状況の可視化、省エネポテンシャルの抽出および省エネ提案を行うサービスです。
三菱UFJ銀行とエネットは、本サービスを三菱UFJ銀行の一部施設で1年間試験導入し、省エネアクションを実施しました。その結果、1年間継続して取り組んだ施設において、冬季平均9%、夏季平均7%の電気使用量削減を実現しました。
これらの試行結果と電気事業法改正の機を捉え、三菱UFJ銀行の自社ビル等自ら電力を契約する全国約200施設に「Enneteye」を導入し、さらなる電気の使用量削減を推進します。
エネルギー使用量が比較的少ない営業店舗では、専門家を派遣する従来型の省エネ診断では費用対効果が悪く、効率的な省エネ分析と対策が取りづらい状況でした。「Enneteye」の活用によって、電力データを一括して取得し、AI分析とエネットの省エネノウハウを組み合わせることで、各施設の状況に応じた適切な省エネ対策が可能になります。
また、行員による省エネへの動機づけも課題となっており、これまで施設ごとの電力使用状況の可視化や、省エネ結果をフィードバックする仕組みが存在しませんでした。この課題解決のため、省エネカルテによる電力使用状況の可視化を進め、電力使用現状の把握と省エネ効果の検証を可能にすることで、行員の省エネに対する意識向上を図ります。
三菱UFJ銀行は職場の快適な環境を維持しつつ、自ら設定した省エネ目標達成を目指し、引続きエネットと協働して、効率的かつ効果的な省エネを推進していく方針です。
出典:株式会社エネット
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