国内初、フクダ電子がAI解析機能を搭載した心電計を開発。心房細動の早期発見に寄与
最終更新日:2024/09/05
フクダ電子は、AI解析機能付きの12誘導心電計「カーディマックス FCP-9900Aiシステム」を10月から販売開始します。
このニュースのポイント
- 国内初のAI解析機能が搭載した12誘導心電計「カーディマックス FCP-9900Aiシステム」を販売開始
- 外部のPCなどに接続する必要はなく、AI解析を1台で完結可能
- 「隠れ心房細動リスク推定機能」を用いることで、発作時に心電図の記録が難しかった無症候性または発生頻度の低いAFも早期に発見
フクダ電子株式会社は、AI解析機能付きの12誘導心電計「カーディマックス FCP-9900Aiシステム」を10月から販売開始します。12誘導心電計としては国内初のAI解析機能搭載となります。
従来の心電計では、心房細動(AF)発作が発生した時に心電図を記録できなければ心房細動の可能性を解析・推定することは困難でしたが、この新しいAIモデルによって過去の発作性心房細動(PAF)発症の可能性を推定できるようになりました。
この製品は、診断の付いていない患者の洞調律心電図から、過去にPAFを発症していた可能性をAIで推定する「隠れ心房細動リスク推定機能」を搭載しています。この機能を使うことで、ホルター心電図検査などを通じて、AFを早期に発見することが可能になります。
また、AIモデルが心電計本体に直接搭載されていることから、従来の心電図検査の手順を変えることなく、AIによるPAFリスク推定結果を心電計上に表示してレポートに記録することができます。外部のPCなどに接続する必要もないため、1台でAI解析を完結させることができ、解析処理時間も従来の処理時間に約2秒追加される程度に抑えられています。これにより臨床の現場でストレスなく運用することができます。
さらに「隠れ心房細動リスク推定機能」を用いることで、発作時に心電図の記録が難しかった無症候性または発生頻度の低いAFも早期に発見できる可能性があります。AFは脳梗塞や心不全、認知症などと深く関連しているため、本製品が提供するAIモデルによるPAFリスクの推定はAFの早期発見に大きく寄与することが期待できます。
出典:PR TIMES
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