東北大学ら、AIを活用してリアルタイムでハザードと被害・社会影響を予測する「津波災害デジタルツイン」の開発を開始
最終更新日:2023/10/03
2023年9月25日、東北大学ら5社は、AIを活用してリアルタイムでハザードと被害・社会影響を予測する「津波災害デジタルツイン」の開発を開始した旨を発表しました。
このAIニュースのポイント
- AIを活用して、リアルタイムでハザードと被害・社会影響を予測し、最適対応を提示する「津波災害デジタルツイン」の開発を開始
- 津波や風水害における人的被害の軽減等、迅速な災害対応などを目指した研究開発を推進し、日本の災害対応力強化を目指す
- NECの「SX-Aurora TSUBASA」を中核とするスーパーコンピュータ「AOBA」などを用いて、日本の津波災害に対するレジリエンス向上に貢献
国立大学法人東北大学、国立大学法人北海道大学、日本電気株式会社、株式会社RTi-cast、LocationMind株式会社は、内閣府が主導する戦略的イノベーション創造プログラムの研究課題「スマート防災ネットワークの構築」において、リアルタイムでハザードと被害・社会影響を予測し、最適対応を提示する「津波災害デジタルツイン」の開発を2023年9月から開始しました。
津波災害発生時、人流への影響、ライフラインなどの被害状況の早期把握が必要です。しかし、それらの膨大なデータをリアルタイムで入手し、迅速かつ効果的な対応をすることは困難とされてきました。そこで内閣府が主導する戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)では、AI技術を活用した津波や風水害における人的被害の軽減、災害対応機関の人手不足解消、迅速な災害対応できるよう研究開発を推進することで、日本の災害対応力強化を促します。
今回の事業で、東北大学ら5社は「ハザード予測層」「社会影響予測層」「最適対応層」の3つの機能から構成される「津波災害デジタルツイン」の開発・社会実装を進めます。そして、NECの「SX-Aurora TSUBASA」を中核とするスーパーコンピュータ「AOBA」など用いて、日本の津波災害に対するレジリエンス向上を目指していきます。
出典:国立大学法人東北大学
業務の課題解決に繋がる最新DX・情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
AI・人工知能記事カテゴリ一覧
AI・人工知能サービス
- 生成AI
- 画像生成AI
- ChatGPT
- AI研究開発
- LLM
- DX推進
- おすすめAI企業
- チャットボット
- ボイスボット
- 音声認識・翻訳・通訳
- 画像認識・画像解析
- 顔認証
- AI-OCR
- 外観検査
- 異常検知・予知保全
- 自然言語処理-NLP-
- 検索システム
- 感情認識・感情解析
- AIモデル作成
- 需要予測・ダイナミックプライシング
- AI人材育成・教育
- アノテーション
- AI学習データ作成
- エッジAI
- IoT
- JDLA
- G検定
- E資格
- PoC検証
- RPAツール
- Salesforce Einstein
- Watson(ワトソン)
- Web接客ツール
- サプライチェーン
- メタバース
- AR・VR・デジタルツイン
- MI
- スマートファクトリー
- データ活用・分析
- 機械学習
- ディープラーニング
- 強化学習
- テレワーク・リモートワーク
- マーケテイングオートメーション・MAツール
- マッチング
- レコメンド
- ロボット
- 予測
- 広告・クリエイティブ
- 営業支援・インサイドセールス
- 省人化
- 議事録自動作成
- 配送ルート最適化
- 非接触AI
業態業種別AI導入活用事例
今注目のカテゴリー
AI製品・ソリューションの掲載を
希望される企業様はこちら