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小林製薬、ChatGPT活用の社内AIチャットボット「kAIbot」の運用開始

最終更新日:2023/12/03

小林製薬は、国内の全従業員を対象にAzure OpenAI Serviceを活用して自社開発した、社内AIチャットボット「kAIbot」の運用を開始しました。

このAIニュースのポイント

  • 小林製薬は、Azure OpenAI Serviceを活用した社内AIチャットボット「kAIbot」の運用を開始
  • 「kAIbot」は日常業務で利用しているGoogle Chatで利用でき、慣れた環境下で安全に新製品のアイデア創出や業務効率化に活用可能
  • 小林製薬の「全社員アイデア大会」で「kAIbot」を使用し新製品のアイデアを考え出すことを皮切りに、通常業務内でも積極的に利用

小林製薬株式会社は、グループ会社を含む国内の全従業員約3,200人を対象に、日本マイクロソフト株式会社が提供する Azure OpenAI Service を活用して自社開発した、社内AIチャットボット「kAIbot」の運用を開始しました。

小林製薬は「私があったらいいなをカタチにする」を中期経営計画のテーマに掲げ、社員一人ひとりのデジタルリテラシー向上、DXによる「あったらいいな開発」の刷新、ならびにデジタルを搭載した新製品の創出を目的にDX推進の加速を図っています。

トレンドの変化や多様化が進むお客様のニーズに、AI技術を活用して素早く対応することを目的に開発された「kAIbot」は、厳格なセキュリティ基準のもと運用されており、日常業務で利用しているGoogle Chatを使用することで、全従業員が慣れた環境下で安心・安全に新製品のアイデア創出や業務効率化に向けて活用可能です。

システム導入の対象となる国内全従業員は、8月22日に開催された小林製薬の「全社員アイデア大会」で「kAIbot」を使用し新製品のアイデアを考え出すことを皮切りに、通常業務内でも積極的に利用しています。新製品開発に関わる特定の部署だけではなく、国内全従業員をシステム導入の対象とすることで、全社でDXリテラシーを高めながら「あったらいいな」を生み出す風土を加速させることが狙いです。

小林製薬は「今後はAI活用において様々な角度から議論し、システム自体の検証も重ねながら、継続的にバージョンアップをしていく予定です」とコメントしています。

出典:小林製薬株式会社

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