スペクティ、AIを活用し河川の氾濫被害をリアルタイムで可視化し災害対応の迅速化に貢献
最終更新日:2022/08/08
Specteeが、鹿児島県薩摩川内市で2021年7月10日に発生した河川の氾濫による浸水状況について、AIでリアルタイムに解析し地図上にシミュレーションを行いました。
被害状況をわかりやすく可視化することで、災害対応の迅速化に貢献します。
このAIニュースのポイント
- Specteeが薩摩川内市で発生した河川の氾濫浸水状況をAIでリアルタイムに解析し地図上に可視化
- SNSに投稿された画像をもとに浸水の推定範囲や深さをシュミレーション
- 各地点における詳細な緯度経度情報、浸水深などのデータを提供
7月10日に発生した鹿児島県薩摩川内市を流れる川内川及びその支流で発生した氾濫は、薩摩川内市内の各地で浸水・冠水による被害をもたらしました。今回、スペクティで現在開発を進めている、AIによるリアルタイム浸水推定技術を用いて、SNSに投稿された画像をもとに、浸水の推定範囲及び深さを地図上にシミュレーションしました。
スペクティでは、AIを用いて、SNSに投稿された画像や河川カメラ・道路カメラの映像から浸水深を自動的に割り出し、降水量、地形データ等と組み合わせて統合的に解析することで、氾濫発生から10分以内に浸水範囲と各地の浸水深を地図上に表示する技術の開発を進めています。現在、この技術を通じて得られる各地点における詳細な緯度経度情報や浸水深などのデータの提供が行われています。学術研究や企業の実証実験等で活用することが可能です。
また、スペクティが提供するAI防災・危機管理情報ソリューション『Spectee Pro』では、SNSからの投稿や気象データ、停電や交通状況など100以上のカテゴリーで、災害・緊急情報がリアルタイムで配信されています。現在無料トライアルも実施中です。
台風や集中豪雨などにより近年多発するする水災害において、災害発生時に被害状況をいち早く把握することは喫緊の課題となっています。
今回の開発は、二次災害防止や避難経路の確保などへの活用も期待できそうですね。
出典:PR TIMES
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