DXを推進するAIポータルメディア「AIsmiley」| AI製品・サービスの比較・検索サイト
03-6452-4750 10:00〜18:00 年末年始除く
array(3) {
  ["gradiens_start"]=>
  string(0) ""
  ["gradiens_end"]=>
  string(0) ""
  ["label"]=>
  string(0) ""
}

チャットボット
のサービス比較と企業一覧(大企業向け)

一括資料請求なら、導入の比較検討が
スムーズに行えます!

利用料金・初期費用・無料プラン・トライアルの有無などを、一覧で比較・確認できるページです。サービスを比較・検討後、希望条件に合うものが見つかりましたら、下記のボタンよりご請求いただけます。

最終更新日: 2025/03/17

チャットボットとは?

チャットボットとは、「チャット(Chat)」をする「ロボット=ボット(bot)」のことです。チャット形式で、打ち込んだ文章に自動回答してくれるプログラムのことを指します。

チャットボットは、大きく分けると「AI型」と「シナリオ型」という2つの種類が存在します。

・AI型チャットボットの特徴


「機械学習型」といわれる仕組みを採用したチャットボットで、文章全体の意味を理解した上で回答を返すことができるという特徴を持っています。また、機械学習型の場合、過去のデータを蓄積して学習していくため、その学習を重ねるごとにチャットの回答精度が向上されていくのが大きな特徴です。

・シナリオ型チャットボットの特徴


シナリオ型チャットボットにはAIが搭載されていないため、「Aという単語が含まれていたらBを返答する」といったルールを人間が事前に設定しておかなければなりません。また、AI型のように学習を重ねていくわけでもないため、不適切な返答が行われてしまう場合には、担当者が自ら修正を行う必要があります。

企業がチャットボットを導入するメリットは以下3つが挙げられます。

・24時間365日対応できる


チャットボットを導入することで得られる最大のメリットは、24時間365日対応できるという点です。スマートフォンの普及に伴い、ユーザーはいつでもインターネット検索を行えるようになりました。そのため現在は、深夜に「この商品についてもっと詳しく知りたい」と思い立つケースも少なくないのです。

そのような場合に、チャットボットを設置しておけば、ユーザーの疑問を解消することができるため、顧客満足度向上にもつなげていくことができます。低コストで問い合わせ対応の環境を整えられるという点は大きなメリットといえるでしょう。

・問い合わせ対応を効率化できる


ユーザーから似たような問い合わせが頻繁に寄せられることは決して珍しくありません。その質問に毎回担当者が回答していくのは、決して効率的とはいえないでしょう。その点、チャットボットであれば問い合わせ対応を自動化できるため、従業員は他の業務へ力を注ぐことが可能になります。

・気軽に問い合わせできる


問い合わせの窓口が電話やメールのみの場合、問い合わせというアクションを面倒に感じてしまい、離脱してしまうユーザーも少なくありません。その点、チャットボットであれば普段の友人とのチャットと同じ感覚で質問することができます。また、「相手がロボット」という認識があるため、ユーザーもより気軽に問い合わせを行うことができるのです。

チャットボットは多種多様な業界で導入されており、様々なメリットをもたらす存在です。近年は人手不足が深刻化しているため、多くの企業にとってチャットボットを活用して業務効率化するべく導入が進んでおります。
もっと見る

機能・用語解説

チャットボットサービス・企業一覧

NEW
Kotozna TPGロゴ

Kotozna TPG(Tailored Prompt Generator)
Kotozna株式会社

ビジネスパートナーも募集中。TPGを売ってみませんかKotoznaが提供するTPGは、御社独自の情報を整理し、画面上でURLやPDF、スプレッドシートを登録するだけで、精度高い生成AIチャットボットが構築できます

利用料金 初期費用 無料プラン 無料トライアル
お問合せください お問合せください お問合せください あり
NEW
TIS株式会社ロゴ

生成AIプラットフォーム
TIS株式会社

・最短1週間 ・ナレッジ検索用RAG作成・アクセス権管理も簡単運用 ・豊富なテンプレートで直感操作

利用料金 初期費用 無料プラン 無料トライアル
お問合せください お問合せください お問合せください お問合せください
NEW
Third AI Contact Center Solutionロゴ

Third AI 生成AIソリューション mini
JTP株式会社

現在120社以上のエンタープライズ企業で採用され、ユーザー数40万人を突破!JTPの「Third AI 生成AIソリューション mini」は、組織の生成AIを活用したPoC(社内検証)をより「早く」「お手頃に」実現いただけるサービスです。

利用料金 初期費用 無料プラン 無料トライアル
お問合せください 980,000円~(オプションを利用する場合は追加料金が発生します) なし なし
SigmaBrain株式会社ロゴ

リアルタイム応答AIアバター
SigmaBrain株式会社

SigmaBrain株式会社が提供する「リアルタイム生成AIアバター」は、実物の人間/架空のキャラクターをベースとしてリアルな動作をするAIアバターを提供いたします。顧客接点の業務効率化はもちろん、面接・研修・マーケティング観点でも対応可能です。

利用料金 初期費用 無料プラン 無料トライアル
20万円~(応相談) 50万円~(応相談) なし あり
株式会社ナンバーワンソリューションズロゴ

対話型AI×データ分析で顧客接点を革新する
株式会社ナンバーワンソリューションズ

i.humanは、AIの活用によりユーザーとの自然なコミュニケーションを可能にし、対話した内容を分析し、顧客対応の改善、最適化支援を可能にします。

利用料金 初期費用 無料プラン 無料トライアル
お問合せください お問合せください なし お問合せください
Galaxy-Eye Episode logo

ローカル対応文書管理AIシステム Galaxy-Eye Episode
株式会社富士テクニカルリサーチ

株式会社富士テクニカルリサーチが提供する「Galaxy-Eye Episode」は、社内に点在する様々な文書を集約したデータベースを構築し、社内文書の検索・文書の自動生成が可能なローカル対応文書管理AIシステムです。

利用料金 初期費用 無料プラン 無料トライアル
お問合せください お問合せください なし お問合せください
DIVERSEロゴ

DAIVERSE
株式会社KMS

株式会社KMSが提供する「DAIVERSE」は 企業サポートに特化したセキュア環境と簡単操作で、AIをもっと身近に利用できます! 伴走型サービスなので導入前後の不安も解消できます!

利用料金 初期費用 無料プラン 無料トライアル
お問合せください お問合せください お問合せください お問合せください
InnoSysTechlogo

InnoSysTech 社内RAG対応AIチャットボットサービス
InnoSysTech株式会社

InnoSysTech株式会社が提供する「社内RAG対応AIチャットボットサービス」は、社内のドキュメントや業務知識をAIが即時に検索・回答できる仕組みを構築し、社内問い合わせ対応の効率化やナレッジ共有を強力に支援します。独自のRAG技術により、正確かつ迅速な情報提供を実現し、企業の生産性向上とDX推進をサポートします。

利用料金 初期費用 無料プラン 無料トライアル
月額費用 10万円~ 30万円 なし ※短期PoC(概念実証)プラン:2週間 10万円 なし
MµgenGAIlogo

MµgenGAI
株式会社内田洋行

ミュージェンジーエーアイ内田洋行が提供する「MµgenGAI」は、写真・図表・テキストの文脈を理解しRAGを自動構築。社内情報の収集・検索・生成に適したAIソリューションです。業種を問わず業務効率とナレッジ活用を支援します。

利用料金 初期費用 無料プラン 無料トライアル
お問合せください お問合せください なし あり
AI DX Partnerロゴ

AI DX Partner
Crown Cat株式会社

Crown Catが提供する「AI DX Partner」は 中小企業のDXを、やさしく・速く・確実に”前進させる伴走支援です。 DX未経験でも導入しやすく、効果を実感しやすい、小さな一歩から始めるDX支援サービスです。 AI DX Partnerは、大手企業のDX支援で培ったノウハウをベースに、 地方・中小企業のための“現実的なDX”を設計・実装・運用まで一貫して支援いたします。 私たちは、コンサル×開発×AIの力で、現場に寄り添った 『ちょうどいいDX』を実現します。

利用料金 初期費用 無料プラン 無料トライアル
月額30万円~ なし なし あり(無料相談)※10万円
AIなんでも相談室ロゴ

AIなんでも相談室
Crown Cat株式会社

Crown Catが提供する「AIなんでも相談室」は、AIの専門家が貴社のお悩みをお聞きして、 AIで解決できる方法と実際の業務に落とし込む道筋をお伝えするサービスです。AIのトレンドや最新の事例はもちろん、自社にあった活用を安価にクイックに知ることができます。

利用料金 初期費用 無料プラン 無料トライアル
月額15万円 なし なし あり(無料相談)

風評被害クラウド
株式会社ブランドクラウド

貴社の抱えるリスクを網羅的に把握し徹底対策株式会社ブランドクラウドが提供する「風評被害クラウド」は、検索エンジン、SNS、口コミサイトなどネット上のあらゆるネガティブ情報の視認率を落としていくことにより企業イメージを改善するサービスです。 無料でリスク調査レポートをお作りしておりますのでお気軽にご相談ください。

利用料金 初期費用 無料プラン 無料トライアル
月額費用でのご案内※要相談 契約期間によって変動 なし なし
図面検索AIロゴ

図面検索AI
株式会社 KK Generation

KK Generationが提供する「図面検索AI」は、大量に眠るPDFやCADの図面の中から、欲しい条件をチャットやフォームで入力すると簡単に特定出来ます。さらに、図面と関連する施工資料やメンテナンス資料も含めて参照し、内容を抽出した回答も生成可能です

利用料金 初期費用 無料プラン 無料トライアル
月額30万円程度 (個別にお見積り) 500万円~3,000万円程度 (要件に応じて個別にお見積り) なし あり
HARMONYlogo

AIコンタクトセンターHARMONY(ハーモニー)
ロジカル・アーツ株式会社

ロジカル・アーツ社の「HARMONY」は、Amazon Connectベースの生成AI活用コールセンターシステム。リアルタイム文字起こしや会話議事録生成機能で、オペレーターの業務集中を支援。効率化と高品質化を実現し、コールセンター業務を革新します。

利用料金 初期費用 無料プラン 無料トライアル
基本費用
・月額利用料: 1ユーザーあたり ¥5,000(税別)。

オプション費用
・プレディクティブコール機能: 月額 ¥30,000(ユーザー数に関係なく固定)。
・CRMデータ連携機能: 月額 ¥20,000(ユーザー数に関係なく固定)。
100,000円(税別) なし あり
Wanderlust AI/DXコンサルティング

AIエージェント構築サービスOrca
株式会社Wanderlust

転記や検索を含む複雑な業務プロセスを再現できるAIエージェントの構築を支援いたします。東京大学「松尾研発スタートアップ®︎」が、 研究の最前線で生まれたAI技術を、最速でビジネスの武器に。 Wanderlustは、ビジネスの真相課題を解決し、企業の可能性を拡張します。

利用料金 初期費用 無料プラン 無料トライアル
お問合せ下さい お問合せ下さい なし あり
imprai ezBIlogo

imprai ezBI(インプライ イージービーアイ)
HOUSEI株式会社

質問するだけでデータ分析できる!HOUSEI株式会社が提供する「imprai ezBI」は、企業の販売情報や会計情報を、BI機能に特化したAIエージェントと連携させることで、リアルタイムのデータ分析をチャット形式で行うことができます。

利用料金 初期費用 無料プラン 無料トライアル
お問合せください お問合せください なし あり
aidxlogo

生成AI・LLM・AIエージェント導入支援・オーダーメイド開発
アイデックス株式会社

AI活用/導入、コストカット、業務効率化、システム・アプリ開発に関することは、一度ご相談ください。初回無料相談にて持ちうるノウハウ・事例から、貴社のお役に立てるようお話しいたします。中小企業診断士でありテレビ局のAIを開発しているAIエンジニアが、画像認識、音声認識、生成AI活用など、貴社の課題に合わせて幅広くご対応いたします。

利用料金 初期費用 無料プラン 無料トライアル
月15万円~ 0円 あり あり
Smart Generative Chatlogo

生成AIアシスタント Smart Generative Chat
株式会社システムサポート

最新技術で未来を創る生成AIアシスタントでDX推進を加速Smart Generative Chatは最新技術を取り入れた生成AIアシスタントです。アカウント数による課金体系ではないためスモールスタートに最適、企業規模を問わず様々な企業様にご利用いただけDXの推進を強力に支援します。

利用料金 初期費用 無料プラン 無料トライアル
月額プラン:70,000円 / 月 + クラウドサービス利用料
初期費用プラン:クラウドサービス利用料
月額プラン:0円
初期費用プラン:1,500,000円~
なし あり
Wanderlust AI/DXコンサルティング

社内データ構造化プラットフォーム『Ark』
株式会社Wanderlust

松尾研発グローバルAIスタートアップ Wanderlustが提供する「Ark」は、東大・慶應大・インド工科大のAI研究チームを中心に顧客のビジネスニーズに応じたRAG/エージェントのための社内データ構造化を支援いたします。 研究を生かした大企業向けのAIソリューション/R&D事業を軸に、課題の特定、企画から開発・実装、導入・定着までを一気通貫で伴走サポートさせていただきます。

利用料金 初期費用 無料プラン 無料トライアル
お問合せ下さい お問合せ下さい なし あり
AIコンパスlogo

AIコンパス
FutureRays株式会社

AIコンパスは、業務改善に特化したAI活用サービスです。個別のAIサービスやAI技術の垣根を超えた幅広い選択肢から、費用対効果の高いソリューションを提供します。 ​業務プロセス分析を基に最適なAI活用を提案し、システムへのAI機能搭載を実現します。 ​課題整理から導入後の運用まで伴走し、現実的な成果を追求します。 ​販売管理システムや受注メール解析など、具体的な業務課題解決に対応し、効率化と品質向上を支援します。 ​

利用料金 初期費用 無料プラン 無料トライアル
お問合せください お問合せください お問合せください お問合せください
1236
大企業向け/該当件数 101件
簡単1クリック資料請求 簡単1クリック資料請求

プロダクト資料をまとめて
比較・確認したい方はこちら

チャットボット機能比較表

製品名

OfficeBot

CAIWA Service Viii(カイワサービスヴィー)

Kasanare(カサナレ)

汎用AIチャットボット CB3 Lite Edition

対話型AIエンジン『MZbot』

機能

ナレッジのデータ化(非構造化データの構造化)から拡張までAIで自動効率化が可能

ChatGPT API連携で導⼊・運⽤の⼿間を解消!⾔語認識精度の ⾼い独⾃開発のAI会話エンジン搭載し豊富な実績と⾼い信頼性を誇るAIチャットボット

最新のLLM技術を活用したAIチャットボットです。顧客とのタッチポイントを創出し、売上のトップラインの向上を支援します。 ニーズに合わせて自由にカスタマイズ調整が可能な、新しいSaaSです。

一つのチャットボットでさまざまな業務の 問い合わせ対応ができる「マルチコーパス」対応

ノーコードで「RPA」「Web API」「ロボット」と連携して「人」と「デジタル」をシームレスにつなぎます

利用料金 月額5万円〜 *キャンペーンやプランにより異なります お問合せください 30万〜 月額利用料:75,000円/月
※料金はご利用される条件で変わる場合がございます。詳細はお問い合わせください。
[サブスク型ライセンス] 132万円/年(参考:月額換算11万円/月)
[永続型ライセンス] 264万円

※同一法人内利用は利用数上限無し(コーポレートライセンス)
※2022年6月価格改定
初期費用 初期費用10万円〜 *キャンペーンやプランにより異なります お問合せください お問合せください 250,000円
※料金はご利用される条件で変わる場合がございます。詳細はお問い合わせください。
「初期費用」はございませんが、インストール型ソフトウェアのため別途サーバの準備が必要です(有償による「導入支援サービス」のご提供あり)
無料プラン
無料
トライアル
お問合わせください お問合わせください お問合わせください
製品リンク 「OfficeBot」の
詳細はこちら
「CAIWA Service Viii(カイワサービスヴィー)」の
詳細はこちら
「Kasanare(カサナレ)」の
詳細はこちら
「汎用AIチャットボット CB3 Lite Edition」の
詳細はこちら
「対話型AIエンジン『MZbot』」の
詳細はこちら

チャットボットの機能・用語解説

AI・DX用語集
機能名・用語 解説
アバター 「化身」という意味で、ネットワーク上の仮想空間でのユーザーの分身のこと。チャットボットにおいては、対話ロボットがキャラクターに扮することで、様々なサービスや業務ナチュラルインターフェースとしての機能が期待される。
一問一答(型) ユーザーから送信された文章に反応して回答を出したり、問い合わせ内容のキーワードから事前に設定した質問文をピックアップし、該当するものをいくつか提案しながら解決に たどり着く 手法 。
オンプレミス型 社内にシステムを置くタイプのことです。従業員が使用するパソコンごとにソフトウェアをインストールする必要があります。
学習データ 割り当てられたタスクをAI に、何度も繰り返し予測を微調整し正解率の精度を高めていく工程において用いられるデータの総称。
機械学習型 あらかじめ入力したデータ、または蓄積されたデータをAI が解析し最も適切と判断した回答が表示されるタイプ。費用は高めだが、多種多様な質問に対応し、より自然な会話が行える。
教師あり学習 / 教師なし学習 前者は入力データと正解データがセットになった学習法、後者は正解データを入力せず、ロボット自身が頻出パターンを見つけ出すなどし、正解にたどり着く学習法。
クラウド型 サーバー上にシステムが置かれているタイプのことです。iPhoneやAndroidなどのスマホ、PC、タブレットなど、端末からインターネットを介してアクセス可能です。
形態素解析 形態素(言語で意味を持つ最小単位)の列に分割し、それぞれの形態素の品詞等を判別する作業。
構文解析 切り分けられた各 形態素の関連 性 修飾 被修飾など から 、 構文論的な関係を図式化する作業。
コンバージョン ( マーケティング) Webサイトにおける最終的 な 目標・ゴール の こと。 EC であれば、商品の購入がそれに該当する。チャットボットを介してライトユーザを取り込むなど、マーケティング戦略の 一つ として注目されている。
自然言語処理 人間が日常的に使っている自然言語をコンピュータに処理させる一連の技術であり、人工知能と言語学の一分野。
シナリオ(型) 予想される結果に対し予め与えられる会話のルール。シナリオ型と呼ばれるチャットボットは、シナリオが用意されていなければ、ユーザの入力に対応できない 。 ルールベース型のチャットボットに多い。
人工無脳 チャットシステムに用いられる会話シミュレートをするコンピュータプログラム。人工知能は会話の意味、文脈を理解することを求められるが、人工無脳はユーザの入力に最も適した文を出力することがゴールとなる。
選択型 チャットボット用語としての意味は、事前に用意されたシナリオに対し、ユーザが選択式で回答しながら進む会話の方法 。ルールベース型 とほぼ同義。
第三次 AI ブーム 2006から現在まで続いている人工知能分野の発展を指す社会現象。ディープラーニングの時代とも呼ばれる。
タスク指向型 チャットボット用語としての意味は、目的の達成を目指して会話が進んでいくタイプのもののことを指す。( 非タスク指向型)
チューニング 人工知能においてのチューニングは、人工知能の改良のためにデータやパラメータなどを調節すること。質の高いデータを基に正しいチューニングを行うことで、より効率的なシステムの開発ができる。
ナレッジマネジメント 知識の共有化、明確化を図り、作業の効率化や新発見を容易にしようとする企業マネジメント上の手法、チャットボットでは FAQ などに利用される。
ページ埋め込み ページの中に別のページを表示させること。ユーザはサイトを閲覧中、埋め込まれたチャットボットから気軽に問い合わせができる。
りんな 日本マイクロソフト のチャットボット事業 が 開発した会話ボット 。 分社化した新会社・ rinna によって「元女子高生 AI 」として、 いま 「日本で最も共感力のある AI 」 と人気を集めている。
ルールベース型 作成したシナリオに沿って自動で回答し会話するタイプ。比較的構築は簡単。ただし、シナリオに沿った回答しかできないので、パーソナライズされた質問や表現を理解するのは苦手。比較的コストも低く、設定もシンプルであることが多い。
ログデータ コンピュータや通信機器が一定の処理を実行したこと(または実行できなかったこと)を記録したデータ。
API 連携 ソフトウェアの機能を共有すること。簡単に幅広いサービスが共有できる。
CUI 会話型インターフェイスのこと。自然言語処理(NLP )を使用して、コンピューターが人間の言語を理解、分析、および意味を作成できるコンピュータ用インターフェース。
LINE 公式アカウント LINEのチャットボットとは、「 LINE 上でユーザーに自動で対応してくれるプログラム」のこと。これにより問い合わせ対応の効率化や、ユーザーの要望に合わせたサービスの改善が可能になる。
UI/UX ユーザーインターフェース=ユーザとの接触点、目に触れ使用される部分ユーザーエクスペリエンス=ユーザが製品サービスを通して得られる体験。また、購買活動を通してユーザが「感じた こと」 の総称 。
簡単1クリック 簡単1クリック

プロダクト資料をまとめて
比較・確認したい方はこちら

チャットボットの歴史

チャットボットの歴史は古く、1960年代まで遡ります。チャットボットの元祖となったのは、1966年にアメリカで登場した「ELIZA(イライザ)」と呼ばれるチャットボットです。ただ、現在のチャットボットのような機能を搭載していたわけではなく、あくまで初期の自然言語処理プログラムのひとつであり、入力された文章のキーワードをもとに単純な回答をパターン化して応答していくという簡易的なものでしかありませんでした。

当時は、医療現場において精神療法士に代わるコンピュータープログラム「DOCTOR」というものが存在していましたが、一般的に広く知られる存在ではなかったそうです。

そして1990年代に入ると、フリマサイトやネットオークションといった一般消費者間取引において、チャットボットが使用されるようになります。また、この頃には企業がユーザーからの問い合わせに対応していく「カスタマーサポート」でも、積極的にチャットが用いられるようになりました。

ただ、アメリカでチャットボットという存在が一般の人にまで知られるようになるのは、2011年頃となります。今では多くのユーザーに愛用されているiPhoneの当時の最新機種、「iPhone4s」に搭載されていた「Siri」がきっかけとなり、チャットボットの存在が広く知られるようになりました。

チャットボットの特徴

チャットボットには、「ルールベース型(シナリオ型)」と「機械学習型(AI型)」という2つの種類が存在します。それぞれの特徴としては、以下のような点が挙げられるでしょう。

・ルールベース型(シナリオ型)の特徴

「シナリオ」という、あらかじめ設定されたスクリプトに沿って会話を行うタイプのチャットボットです。定型的な会話が基本なので、カスタマーサポートや社内向けのサポートデスクとして、FAQ集代わりに利用するのに向いています。しかし、この場合は会話の範囲が限定されるため、表記ゆれやパーソナライズされた質問に回答するのは苦手であることが一般的です。

・機械学習型(AI型)の特徴

あらかじめ登録された膨大なデータの中から、AIが繰り返し学習をして、回答の精度を高めていくタイプのチャットボットです。自ら学習した内容をもとに質問の回答を探し出していくため、高度な内容でも自然な会話を実現できます。ただし、回答の精度はAIの精度でもあるため、導入・開発コストが高い傾向にあります。

チャットボットの種類

チャットボットには、大きく分けて7つの種類が存在します。それぞれの特徴としては、以下のような点が挙げられるでしょう。

・クラウド型チャットボット

名前からもわかるように、クラウドサービスとして利用するチャットボットです。サーバーやハードウェアを設置する必要がないため、導入する際の準備が比較的簡単というメリットがあります。また、導入の手間がかからない分、初期費用も安い傾向にあるため、できるだけコストを抑えたいと考えている企業にとっては大きなメリットが得られるでしょう。

・オンプレミス型チャットボット

自社にハードウェアやサーバーを設置して運用するチャットボットです。設備の設置に時間を要するため、クラウド型よりも導入費用は高額な傾向にあります。

ただし、ランニングコストに関してはクラウド型よりも安く済む傾向にあるため、長期的な視野でランニングコストを抑えたいという企業にとっては、オンプレミス型に多くのメリットがあるでしょう。

・ログ型チャットボット

会話データを蓄積しながら、質問に対してデータの中から適切と判断された回答を提示していく仕組みのチャットボットです。ユーザーは自由に文章を入力でき、入力された文章に対してチャットボットが自動返答を行います。

ユーザーが利用するたびに会話データが蓄積されていくため、利用頻度が高くなるほど精度向上のスピードも高まるのが特徴です。そのため、多くのユーザーに利用されることが想定される場合に効果的なタイプといえるでしょう。

・選択肢型チャットボット

チャットボットが提示した選択肢の中からユーザーが当てはまるものを選択し、回答に辿り着く仕組みです。状況によって対応方法が分岐していく場合において、最適な仕組みのチャットボットといえるでしょう。

ただし、さまざまな種類の問い合わせが寄せられることが予想される場合には、選択肢を用意しきれなくなる可能性もあります。そのため、寄せられる質問の種類が事前に想定できる場合に最適なタイプといえるでしょう。

・辞書型(ハッシュ型)チャットボット

「単語」と「その単語に対する回答」を事前に登録しておくことで、そのデータの範囲内での対応が可能になる仕組みのチャットボットです。たとえばECサイトにおいて、「送料」という単語に対して「購入金額1万円未満は800円、1万円以上は無料」という回答を登録することで、送料に関係する質問への自動回答が可能になります。

想定する利用シーンが「単語によって質問内容を見極めることが容易なケース」であれば、辞書型チャットボットが向いているでしょう。

・選択肢型&辞書型

上記でご紹介した選択肢型と辞書型を組み合わせたタイプのチャットボットも存在します。選択肢の提示、キーワードに対する回答の提示、これら両方に対応可能です。そのため、ユーザー側の利便性が高まるというメリットがありますが、チャットボットの導入費用や労力は大きくなってしまう点は事前に把握しておく必要があるでしょう。

・Eliza型チャットボット

ユーザーの問いかけに対して、聞き役となって相槌を打ったり、「はい」や「いいえ」といった簡単な返答によって会話を行ったりするシナリオ型チャットボットです。聞き役として、相槌を打ったり会話の要約をしたりすることができるので、感情労働が必要となるような業務を代替していく際に向いているでしょう。

チャットボットの分類

チャットボットサービスは、一般的に「チャットボットAPI」「メッセージングAPI」「Webチャット」の3つに分類されます。それぞれの特徴は、以下の通りです。

・チャットボットAPI

ユーザーが行った問いかけに対して、会話のようにコミュニケーションをとるAPIです。言葉や回答をデータとして登録しておくことにより、自然なコミュニケーションをとれるようになるのが特徴といえます。

代表的なチャットボットAPIとしては、Googleが提供している「Dialogflow」、IBMが提供している「Watson Assistant」などが挙げられるでしょう。

・メッセージングAPI

各SNSで提供されている、チャットボットとSNSをつなげることができるAPIです。LINEの公式アカウントや、Facebookのメッセンジャーbotなどをイメージしていただければわかりやすいでしょう。

・Webチャット

Webサイトに設置することができるチャットの入力・出力ツールです。一般的に、チャットボットAPIとつながれた形で提供されています。

チャットボットの機能

現在、さまざまな特徴を持つチャットボットが販売されており、それぞれ機能も大きく異なります。その中でも特に注目すべき機能としては、以下のようなものが挙げられるでしょう。

・自動応答

AI搭載型のチャットボットであれば、蓄積されたデータをもとにAIが学習していくため、問い合わせの回数が重なるごとに自動応答の精度が高まっていくという魅力があります。特に近年は、少子高齢化に伴い人手不足が深刻化している企業も多いため、チャットボットの導入によって問い合わせ対応を自動化できることは大きな魅力といえるでしょう。

有人対応

AI搭載型のチャットボットでも、確実に自動対応できるわけではありません。複雑な内容の問い合わせには、過去の蓄積されたデータをもとに回答していくことができないからです。

そのため、最近では有人のオペレーター対応に切り替えることができる機能を搭載したチャットボットが増加しています。「チャットボットでは回答できない問い合わせはオペレーターが回答していく体制」を構築することで、「オペレーターの負担軽減」と「スムーズな顧客対応」の両立が実現可能です。

・FAQ連携

FAQ連携が可能なチャットボットであれば、効率的にオペレーターの負担を軽減させられます。あらかじめ想定される質問をもとにFAQを用意していくことで、必要な部署によりスムーズに連携することが可能だからです。

また、よくある質問、リクエストへの回答をテンプレート化しておけば、ユーザーもすばやく疑問を解決できるため、顧客満足度向上も期待できるでしょう。

・AIによる回答精度の向上

AIが搭載されているチャットボットであれば、日々の問い合わせ内容をデータとして蓄積していくため、言葉のニュアンスや揺らぎにも問題なく対応できるようになります。

回答精度の向上は、顧客満足度にも直結していく部分のため、日々の問い合わせ対応の「質」と「効率」の両面を追求していきたい企業にとって欠かせない機能の一つといえるでしょう。

チャットボット導入のメリット・デメリット

では、実際にチャットボットを導入することでどのようなメリットが得られるのでしょうか。また、デメリットが生じることはあるのでしょうか。メリット・デメリットをそれぞれ詳しくみていきましょう。

チャットボット導入のメリット

主なメリットとして挙げられるのは、以下の3点です。

・24時間365日顧客対応を行えるようになる

チャットボットを導入すれば、24時間365日対応できるようになります。近年はスマートフォンが普及したことにより、ユーザーがいつでもインターネット検索を行ったり、気に入った商品を購入したりできるようになりました。

そのような中で、チャットボットがいつでも顧客の疑問を解消できる仕組みを構築しておくことで、顧客満足度向上にもつなげていくことができます。低コストで問い合わせ対応の環境を整えられるという点は、大きなメリットといえるでしょう。

・問い合わせ対応を効率化できる

ユーザーから似たような問い合わせが頻繁に寄せられることは、決して珍しくありません。その質問に毎回担当者が回答していくと、負担が増加してしまいます。その点、チャットボットであれば問い合わせ対応を自動化できるため、従業員は他の業務へ力を注ぐことが可能です。

・ユーザーが気軽に問い合わせを行えるようになる

問い合わせの窓口が電話やメールのみの場合、問い合わせというアクション自体を面倒に感じてしまい、離脱してしまうユーザーも少なくありません。その点、チャットボットであれば友人などとのチャットと同じ感覚で会話できます。

また、「相手がロボット」ということもあり、緊張することなく気軽に問い合わせを行うことができるでしょう。

チャットボット導入のデメリット

チャットボット導入のデメリットとしては、以下のような点が挙げられるでしょう。

・すべてを自動化できるわけではない

多くの企業は、業務効率化や顧客満足度向上といった目的でチャットボットを導入する傾向にありますが、必ずしもすべての問い合わせ対応を自動化できるわけではない点は、チャットボットのデメリットの一つといえるでしょう。

・複数の質問を同時にできない

基本的にチャットボットは、複数の質問を同時にすることはできません。ユーザーは、一つの質問を選ぶ、入力するなどして、解決した次の質問を入力することになるわけです。そのため、ユーザーによっては面倒臭さを感じてしまう可能性があります。

・個別対応しなければならない質問が多い場合には不向き

扱う製品・サービスによっては、ユーザーが「相談しながら質問したい」と感じることが多くなるケースもあるでしょう。そういった、個別対応が頻繁に必要となる場合には、チャットボットでは業務効率化を図るのが難しくなる可能性もあります。

チャットボットの選び方

実際にチャットボットを導入する際、どのようなポイントを確認すべきなのでしょうか。導入前、導入時に注目すべきポイントを確認していきましょう。

導入前の確認ポイント

・導入目的に合っているかを検討する

チャットボットの導入の目的には、大きく分けて3つの目的があると考えられます。業務効率化、売上アップ、顧客満足度の改善の3つです。チャットボットを導入する目的を明確にすることで、お問い合わせ対応を自動化したいのか、それともマーケティング支援ツールとしての効果を期待しているのかなど、前提となる導入目的に合ったサービスから探すことが大切です。

・シナリオ型・AI型どちらのチャットボットにするかを決める

チャットボットの導入で失敗しないためには、事前に自社の課題を整理した上で、その課題解決に必要な機能がどのようなものかを洗い出すことが肝要です。大きく分別されるのは、AI型もしくはシナリオ型のどちらのチャットボットかを選択することになるでしょう。質問の類義語や意図を理解してくれるAI型をメリットに感じるケースもありますが、より安価で決まった質問に正確に意図した回答を行うというルールに沿った対応をしてくれるシナリオ型が好ましい利用シーンも考えられます。

チャットボット導入時のポイント

・AIの性能や機能を確認する

チャットボットで使われているAIの性能や機能を確認しておくことで、導入の目的にあったチャットボットを選ぶのに役立ちます。チャットボットにおいて、AIの性能とは主に回答の「精度」と「学習」について言われることがほとんどです。質問者の発話に対して、AIボットが正しい回答を導きだせるかという「精度」と、その精度を持続的に改善するために会話のやり取りなどを深層学習や強化学習の仕組みを通して「学習」することでより自然な会話の実現が期待できます。

AIの機能には、代表的なものに自然言語処理の技術を活用した「言葉の揺らぎ対応」「意図理解」「類義語の認識」等の機能のほか、用途に特化した「ファイル検索」や「サジェスト機能」など検索AI技術が活用された機能などが挙げられます。最近では、音声認識AIと連携した、ボットが自動発話機能を搭載したボイスボットというサービスが登場しています。

・導入時期を明確にする

チャットボットに必ずといっても必要なのは、質問と回答のテキスト情報です。10~20の限られた質問であれば、導入の担当者でも作成は可能ですが、FAQページを別で運営をしている、膨大なマニュアルがある、ベテランスタッフが属人的な質問対応を行っているといったケースでは、既にある質問を整理したり新しく質問を作成したりと質問の量などによっては、設計や準備期間が想定よりも大きくかかってしまうことがあります。まずは、導入時期を明確にし、質問と回答の定期的なアップデートと改善を心がけると良いでしょう。

フリートライアルがあるチャットボットサービス

フリートライアルがあるサービスを下記の通りまとめました。まずは無料トライアルを通して、初期設定や操作性などを試しておくことをおすすめします。

  • WisTalk(ウィズトーク)
  • BEDORE Conversation for Workplace
  • AI FAQ OHGAI
  • FirstContact
  • AIアシスタント チャットボット ASBOT
  • 対話型AIエンジン『MZbot』
  • Genesys Cloud CX
  • Verbex
  • HUE Chatbot
  • amie Helpbot
  • Assistant AI Roanna -ロアンナ-
  • Benefitter
  • デジタルヒューマン
  • チャットプラス
  • QuickSolutionチャットボット
  • cognigy
  • AIMC AIチャットボット導入支援
  • AI-FAQ ボット
  • たよれーるAIチャットボットサービス
  • AIチャットボット「 HiTTO 」
  • mobiAgent(モビエージェント)
  • ObotAI
  • オンライン・コンシェルジェ

無料トライアルがあるチャットボットを全て無料で資料請求する

チャットボット比較表付きebook

アイスマイリーでは、チャットボット選びの際に役立つ「チャットボット製品の料金・機能比較表」を無料で配布しております。この資料は、チャットボットの比較や検討がしやすいよう、製品別に特徴なども一覧化しています。導入を検討の際には、是非こちらのチャットボット比較表をご活用ください。

チャットボット比較表付きeBookを無料でダウンロードする

【比較】チャットボットカオスマップ

数あるチャットボットの中から、自社の課題や導入の目的あったチャット選び出すのは容易ではありません。そんな時に役立つのが、目的別にセグメントされたチャットボットカオスマップです。

上記をご覧いただくと分かるように、チャットボットは大きく分けて3つにセグメントできます。この便利なカオスマップは、以下の「チャットボットカオスマップを無料でダウンロードする」ボタンより無料でダウンロードできます。

チャットボットカオスマップを無料でダウンロードする

チャットボット導入後の注意点・運用のポイント

チャットボットを導入する際は、まず「導入の目的」を明確にした上で、その目的を達成するための機能が搭載されたチャットボットを選択することが重要になります。チャットボットに使われているAIの性能や機能をしっかりと確認し、最適なチャットボットを判断しましょう。

ぜひ今回ご紹介したポイントを参考に、チャットボットの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

AIsmiley編集部

株式会社アイスマイリーが運営するAIポータルメディア「AIsmiley」は、AIの専門家によるコンテンツ配信とプロダクト紹介を行うWebメディアです。AI資格を保有した編集部がDX推進の事例や人工知能ソリューションの活用方法、ニュース、トレンド情報を発信しています。

・Facebookでも発信しています @AIsmiley.inc
・Xもフォローください @AIsmiley_inc
・Youtubeのチャンネル登録もお願いいたします@aiaismiley1345
メルマガに登録する

無料
全サービス資料請求

資料請求エリアを閉じる

プロダクト資料をまとめて
比較・確認したい方はこちら

簡単1クリック資料請求
DXトレンドマガジン メールマガジン登録

業務の課題解決に繋がる最新DX・AI関連情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
実際のメールマガジン内容はこちらをご覧ください。