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イーロン・マスク氏率いるxAI、独自のAIモデル「Grok」を正式発表
最終更新日:2023/11/10
イーロン・マスク氏率いるxAIは、同社初のAIモデル「Grok」を発表しました。
このAIニュースのポイント
- 新たなアイデア創出やデータ処理の支援を可能に
- Grok-1はChatGPT-3.5やInflection-1を上回る性能を保持
- ユーザーフィードバックを収集し、今後は新機能を展開予定
米xAIは11月4日、同社初のAIモデル「Grok」を正式発表しました。xAIはGrokを通じて、全人類に最大限の利益をもたらすAI ツールを構築します。
Grokは「銀河ヒッチハイク・ガイド」をモデルにしたAIで、あらゆる質問に答えることを目的としています。Grokは、あらゆる人にとって強力な研究アシスタントとして機能し、関連情報に迅速にアクセスしたり、データの処理や新しいアイデア創出の支援が可能だとxAIはコメントしています。さらに、難しい質問に対しては、どのような質問をすれば良いか提案することできます。
Grokのベースとなるのは「Grok-1」と呼ばれるAIモデルです。プロトタイプであるGrok-0を330億パラメータでトレーニングした結果、その性能は米Metaの「LLaMA」(700億パラメータ)に匹敵します。その後2カ月間で推論とコーディング能力を強化し、複数のベンチマークで米OpenAIの「ChatGPT-3.5」や米Inflection AIの「Inflection-1」などのモデルを上回る結果を示しました。
xAIは、Grokはインターネットにアクセスして最新情報にリアルタイムでアクセスできるため「誤った情報や矛盾した情報が生成される可能性がある」と説明していますが、将来のモデルではそうした問題を軽減するため、AIの支援を利用した人間によるスケーラブルな監視の実施や、長文理解と検索などの研究を進めます。
また、現時点のGrokは、画像や音声などテキスト以外へのマルチモーダルへは未対応ですが、今後のアップデートにより対応していく予定です。Grokへのアクセスについては、まず米国内のユーザーに限定β版をリリースし、機能改善の為のフィードバックを収集した後、今後数か月以内に新しい機能を展開する予定です。
出典:xAI
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