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最終更新日:2024/05/29
プリファードロボティクスは、自律移動ロボット「カチャカ」に自然言語による会話や会話の記憶などの新機能の提供を開始しました。
このAIニュースのポイント
株式会社プリファードロボティクスは、LLMを利用した自律移動ロボット「カチャカ」に、自然言語による会話や会話の記憶などの新機能の提供を2024年5月16日に開始しました。これまでカチャカは、定型の音声コマンドのみに対応していましたが、今回の新機能の追加により、自然な会話を通じてカチャカに指示を出すことができます。
カチャカは、AI技術を搭載した、人の指示で家具を動かす自律移動ロボットです。専用家具とドッキングすることで、指定の場所までモノを運ぶことができ、人が家具に合わせて動くのではなく、人に合わせて家具が動くというスマートファニチャーのある生活を提供します。
具体的な追加機能として、自然言語の曖昧な指示で操作可能になり、同時に、複数のアクションも一つの指示で対応できるようになりました。また、ユーザーとの会話を記憶することもでき、過去の会話内容に応じてカチャカが動作することで、よりパーソナライズされた会話が楽しめます。さらに、FAQを調べなくてもカチャカに聞くだけで、利用時の困りごとの解決策を教えてくれます。
また、6月以降にも、「今通った場所は通らないようにしてくれる?」と話しかけると、カチャカが自動で進入禁止エリアを登録するような困りごと解決能力の向上や、いくつかの質問に答えるだけで初期設定ができる自動化機能などを実装予定です。
出典:PR TIMES
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